次にお決まりの短所を記す。利点ばかりを挙げているとYAMAHAの関係者と間違われかねないし、MDP-5に関しては2台も所有しているほどの(この機器に関しては)ファンだから誤解をされても仕方が無い部分もあるのだが・・・(汗)
①スマート・メディアはもう今やスマートじゃない。
②操作性の悪さ
①については栄枯盛衰は世の習い。Smart-Mediaはもう既に負け組みである。128MB以上の容量の物は市場に出ていないし、容量比価格がバカ高く今後はもっとその傾向が強くなるだろう。今ならSDカードといったところか。
②PCとの連携のあまりの悪さに付属のソフトは数回使ったきりである。本体の2行表示の情報量の少なさに加えて曲名検索機能、ショートカット機能が無いなど、データ量が増えていった時の事が考えられていない造りになっている。
最後にYAMAHAが将来MDP-7(?)を出す時のために要望を書いてみよう。
先ず、改善点は短所にあげた点の改善は必須だろう。後、筐体が現行の2/3~1/2の大きさになってもどこからも文句は出ないと思う。(笑)また折角音源を搭載しているのだから機器上で音色を操作できるようにしてほしい。表示窓はせめて3~4行は欲しいところだ。MIC-INもミニジャック用の他にせめてフォーン・コネクタ用(キャノン・コネクターとまでは言わないが)のジャックが欲しい。
ところで、一般の人にとってMIDIというのはまだまだ敷居が高いファイル形式なのだろうか。
「MIDI??はぁ?何ですか、それ? 」って感じだろう。マーケットも小さく他のメーカーは怖くて手が出せないのかもしれないが、今のところヤマハ以外にmidiのデータプレーヤーを出しているメーカーはないんだからパイは少なくても一人勝ちできる市場じゃないだろうか。わたしゃ別にマーケティングの専門家じゃないからテキトーな思いつきだけで言ってますが(汗)。とにかく今年中には機能も使い勝手も更にバージョンアップした新生MDPを是非世に問うてほしい所である。
最後に、便利な使い方を伝授してこの項を締めくくろう。
Band In A Box という自動伴奏ソフトがあるのだが、このソフトはコードを入力すると勝手に伴奏を付けてくれる。要するにカラオケが即座に出来る。便利なことにその上、このソフト上で今聞いているカラオケをmidi形式のファイルにして吐き出してくれる機能もある。midi形式にはformat0とformat1の二つの形式があってMDP-5で扱えるのはformat0形式のファイルである。Band In A Box が吐き出すのはformat1形式である。だからMDP-5で聞くのにはformat1からformat0にコンバート(変換)させる作業が必要となる。
・・・・・などと書きながらハタと実感した。ダメダコリャ。ハッキリ言って売れるワケがない。「Band In A Box という自動伴奏・・・・・」の次の行からもう7割~8割の人が話についてこれないだろう。だってこの機器を使う人は皆が皆DTMをかじった人ばかりじゃない、なんてオタッキーな言い訳をする前にただ単にメンドクサイのだ。便利な使い方どころか煩雑なのだ。つまりこの商品が廃版のやむなきに至ったのは「便利」「多機能」に対する作り手と使用者の感覚の乖離が原因ではないだろうか。midiという未だに敷居の高いものをいかに親しみやすいものにするか、という根本的な戦略が抜け落ちていた気がするのだ。って私が心配するような話じゃないんですけどね。
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