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ぷかぷか日記

June 03, 2009

ラジオ出演

KBS京都の「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」という番組の「都もはんなりおこしやす 」というコーナーに電話出演して私のCD「風にふかれて」の紹介もして頂きました。

7分足らずの間でしたが、晃瓶さんがほとんど喋って私は相づちを打ち、時に応じて私から話を引き出し、受け答えの言葉の端々を拾って、くすぐりに近い可笑しさを伝搬させ、リスナーに楽しい会話のように聞かせてしまう。流石プロです。

May 23, 2009

伏見稲荷の近所でライブ

先ほど帰ってきました。ライブが終わったのが9時半、もう一軒で2曲だけ(笑)吹いて、車を止めている箕面市までライブしたメンバー乗り合わせで帰って、そこから国道176号線を丹波市まで北上、あーーーしんどかった。bearing

インフルエンザの影響か、雨の影響かお客さんは少なかったけど、多分、コンスタントに吹き続けることに意味があり、これはボデーブローのように先で良い方のベクトルに働く、と信じてます。

まだまだたっぷりに吹けてないし、焦ったリズムでフレーズを吹いています。うーん、練習あるのみですcoldsweats02

ああ、そうだ、たった一つの(?)収穫は、最近入手したEV社のRE-20というマイクを今日初めて実際に使ってみて、評判が良かったことです。このマイクはハーモニカ用にも使えそうです。抜けが良く、音にパンチがあります。

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May 09, 2009

地元はいいもんです

喫茶オリエントコーヒーでのライブが終わりました。バンジョーの緩やかなイントロから駅馬車のテーマをゆったりと1コーラス吹き、間を置かず今度はバンジョーの早いイントロからBill Cheathumをテーマ、アドリブ、バンジョーとの掛け合い、テーマ、エンディングと吹ききったら客席から歓声が挙がりました。この時このライブはうまく行きそうな確信が湧きました。終わってみて結構手応えを感じたライブになりました。暖かいお客さんに感謝です。

May 07, 2009

城崎コンサート終了

先ほど帰宅しました。ナンデーさんのボーカルは良いですね。

でもボーカルのバッキングはやはり難しいです。

とくにスローやバラード系のオブリガードを入れるのは相当なセンスがいります。ギターやピアノのようにコードを鳴らせないので、コードを感じさせるラインをはめ込む手法になるのですが、一瞬勝負で、尚かつボーカルの節回しなども関係してくるので、自分の作った枠の中にボーカルを入れてしまうのか、その都度反応するのかのバランスが難しいのです。

課題山積です(^^;;;

でも嬉しいことに、ここによくコメントをしていただくmutsukoさんの元気なお姿も見れたし、懐かしいtomokoさんにも出会えたし幸せな気分で家路に就きました。

9日は今回と打って変わってカントリー/ブルーグラス系ですから、切り替えがこれまた大変です。でもジャンルに飲み込まれずに自分のハーモニカを吹きたいと思っています。

April 12, 2009

オールド・ハーレー・ミーティングで吹いてきました

能勢のツリーハウスという喫茶レストランでオールド・ハーレーのミーティングがあって、そこで演奏を頼まれて吹いてきました。
久しぶりに若手軍団(!)の中で吹かしてもらったのですが、いやあ元気一パイで若い人は素晴らしいです。
一応敬意を表してメンバーを書いておきます。

足立安弘とEarly Time Stompers(主催者側にクレジットしたバンド名です(^^:::
安河内大介(テナー・バンジョー&ベース)
金井優貴(ギター)
足立藍子(アルトサックス)
足立安弘(ブルース・ハープ)

おじさんは結構ノリノリでした。皆様おつかれさまでした。またどこかで一緒にやりましょう。

March 25, 2009

飲み過ぎ注意?

昨夜は、友人が私の誕生日祝いに一席設けていただけると言うことで、キタで3軒、、その後ミナミで一軒。計4軒をハシゴして来ました。
最初の食事中心の店以外は、2軒がジャズの生演奏の店、1軒はご存じミナミのSoundIn(サウンド・イン)、併せて3軒でハーモニカを吹き倒してきました。

その二日前には高校時代の同級生の計らいで、彼の家で当時「3馬鹿足立」と呼ばれていた我々3人が集まり、旧交を温めてきました。私はともかく(笑)、残りの二人は功成り名を遂げていました。同級生にほとんど電話などしない性分の私が、酔いの勢いも手伝い、5、6人に電話をかけまくり、併せて優に10人以上は電話をかけたと思います。後にも先にも初めての経験でした。同級の者の訃報を聞くことも、珍しくなくなりつつある年代にさしかかった感のある昨今、会いたい人にはちゃんと合い、話したい人には話をしておく、これはやはり大切な事だと思います。

今はまた田舎の日常に帰っています。でもちょっと風景が変わったような気がします。(気のせいか?)

March 18, 2009

中年更に老いて学成り難し

楽器は皆そうなんでしょうけど、えらいもんですねー、体調や諸事情で10日近くまともに吹いてなかったら、あれ?あれれれのれ?なんかうまく吹けません。口の中に余分な肉が付いたみたいで、空気の通りも悪い。高音ハープ(EbとかF)の3穴吸音の1音ベンドがジャストに決まらない。早いフレーズの音が抜ける。曲を吹いても思ったようにアドリブが吹けず、無難なフレーズを吹いてしまう。(練習で無難にまとめてイイわけがない)。コンディミやホールトーン・フレーズがササッと出てこない。

毎日ちょっとづつでも吹き慣れることの大切さを思い知りました。

恐ろしい。

February 13, 2009

TVの撮影

TVの撮影でブルースハープを吹いてきました。京都の祇園の舞妓さん3人の番組らしいです。最初話が来たときはあまり興味がなかったんですが

「足立さんのCDの宣伝になるかも・・・」というレコード会社のKさんの殺し文句に、一も二もなく「吹きます!いえ吹かせていただきます!!」

あまり詳しい話はネタばらしになるかもしれないので言えませんが、撮影が終わってから舞妓さんに5回もビールをお酌してもらいました。生まれてはじめての経験です。味は普通のキリン瓶ビールの味でしたけど、いつもより酔いが回るのが早かったです。放送日は未定です。(笑)

February 03, 2009

二月は逃げるのか?

一月はありがたいことに週末は演奏の仕事で詰まっていました。2月は一転して今の所スカスカなのでだいぶ暇になるかな、という感じです。特に先月末の31日は、クラシック畑の人たちのコンサートにゲストで呼んでいただいて3曲吹いてきたのですが、ゲスト扱いの演奏はやはり気を使います。ヘタをうてば主催者はおろかメインの出演者の方々にも迷惑がかかるし、どきどきヒヤヒヤものでした。まあ、おかげさまで大過なく済んでほっとしています。ピアノの中山育美さん、ありがとうございました。

2月は今の所入っている演奏予定は1回だけなので(オイオイ大丈夫か?)、YouTube用の演奏映像に取掛かろうと目論んでいます。農業用のトラクターの買い替え時期も迫っていて、三月末になるとそろそろ田植えの準備に取りかからなければならないので、新車を買うか、修理しながら今年もだましだまし乗り継ぐのか、悩ましい決断をせまられています。

本当にやりたい演奏は何か?というのもこのさいじっくり考えてみたいです。

December 06, 2008

今週は吹きまくり

12月3日(水曜日)は隣町の老人ホームで、12月6日(土曜日)そのまた隣町の老人ホームでコンサートでした。

3日は奥野夫妻(バンジョー、ギター、ボーカル)に手伝ってもらい、6日は市川善寿(キーボード)、中島教秀(ベース)、羽山夏海(司会&ボーカル)、足立安弘(ブルースハープ)で演ってきました。中島さんのベースは良かったです。

「来年も是非!」とか「近いうちにもう一度お願いできますか?」とか言われると、半分社交辞令と解っていてもやはり単純に嬉しいです。

実は6日の演奏は、始まる前に雑用的なトラブルが重なって「こんな気分で演奏は無理でしょう、普通」という心境だったのですが、最初の一音を吹いたとたん、もうそんな気分はどこかに吹き飛んでしまいました。 CDは思ったほどは売れなかったけど、そんなことはもうどうでもいいんです。(いやどうでも良くはないんですけど(^^;;;;)、というかもっと大切なものをもらった気がしています。

November 17, 2008

怒涛の二日間

二日間のミニミニツアーから帰ってきました。

初日のシモンズバーは初顔合わせのメンバーのせいか、最初はそれぞれ手探り状態。若干の硬さはあったものの、途中から段々とこなれてきて乗ってきました。カウンターだけの狭い店内で、1mほど前にお客さんが座っていて、口々に「イエィ」とか「オー」とか「うーん、そう来るか」とか「イイねイイね」とか「チーチッキ、チーチッキ」とかつぶやいているので(笑)、演ってる方としても乗らないはずがありません。

客と演者が近いのでアットホームな雰囲気で、これまた嬉しいことに私の(ショウーモナイ)ボケにいちいち親切に突っ込んでくれます。ほとんどジャズ&ボッサで2セットやりました。最後はピアノの森さんが歌も披露したGeorgia On My Mindで大盛り上がり。帰り際、恵子ママさんから手作りの帽子(ハンチング)をいただきました.古い和服から取り出した生地で独特のテイストを感じさせる製品です.

森さんの計らいでその日は豊岡泊。翌日は日高町にある「グリーンウッド」というお店で演奏しました.。昼食をご馳走になったのですが、この店の奥様手作りの「丹後寿司」は絶品でした。一度是非食べて見られることをお勧めします。(要予約)

軽くリハをやっている間にも気の早いお客さんが来店されて、始まりを今か今かと待っておられます。でもほとんどは予約のお客さんで、来店予定名簿をお店の方が作っていて、まだ見えてないお客さんをチェックしていきます。当日他用で来れないお客さんや遅れるお客さんの最終チェックを終えたのは3時過ぎ。約30分遅れで演奏が始まりました。

二日目なので初日よりはのびのび自由に演奏できたのですが、 曲間のトークが思いのほか受けるので(笑)「えっ?」こんなんでええんやったらナンボでも喋りまっせ」という気分だったのですが、この日はセットリストも盛り沢山で、あまり喋っている時間もないので短めにして、休憩をいれて12曲(内ボーカル3曲)を演奏しました.。ボーカルのNandeeさんは素晴らしかったです. ピアノの森さんもツボにはまると神がかり的だしなかなか楽しい二日間でした。

関係者のみなさんありがとうございました。.

October 31, 2008

初めての手売り

自分のCDを自分で売るのを「手売り」と言うそうですが、今日YMCA関係のイベントで演奏させて頂く機会があって、初めて「手売り」というものをやってきました。

いろいろとハーモニカのことを聞かれたり、サインをしてくれと言われたり、初めての経験でした。

「俺のサインもらって一体どうするんですか?」と喉まで出かかった疑問をグッとこらえて、普通に楷書体で自分の名前を書きながら、いやもっと芸能人が書くような、判読不可能な字体で書かないとダメなんじゃないだろうか?とかまあいろんな事を考えている内に、10人ほどの人が私のCDを買ってくれました。

主催者の方がマイクで私のCDを宣伝してくださるし、また演奏の曲間に、古くからの知り合いでピアノ調律師のMEGさんが飛び入りで私のマイクを取って、私のことやブルースハープのこと、今回のCDのことをお客さんに説明し始めました。相変わらず怖いもの知らずな人です(笑)。しかしクール(?)な私もこれにはちょっと胸が熱くなりました。暖かい人々に囲まれている自分を実感しました。

しかし演歌歌手の方々はすごいですね。キャンペーンとして全国でこれをやるんですよね。

September 08, 2008

107ソング・フォーク・キャンプ

9月6,7日と二日間にまたがって、篠山市で「107ソング・フォーク・キャンプ」という催しがあって、私は去年誘われて初めて参加したのだが、今年もいろんな方からお誘いがあって、まだ全然終わっていない今年の稲刈りに心を残しつつ、参加したのだった。主催者の向井さんのご好意で、今回のCDの告知もさせていただいて、それも併せて大変有難かった。

地元はもとより東京、神奈川は言うに及ばず、長野に四国、、遠くは北海道からも馳せ参じた筋金入りの107ソングの、高石友也さんのファンは多士済々、年齢職業も多岐にわたり、その数ざっと70人弱、松下休暇村ユニトピアささやまの大ホールに集い、自己紹介がてらそれぞれのグループで2曲演奏し、後はメンバーをシャッフルして30分の練習時間の後、10チームに分かれてその出来を競う、という主催者の粋な計らいにより、いやが上にも交流は盛り上がり、親睦の度合いを深めたのだった。

夜の10時から始まった宴会は次から次へと107ソングの演奏が途切れることなく、朝の4:15まで延々続いたらしい。私は襲い来る睡魔に勝てず2:30にはすごすごと退散せざるをえなかった。

私は日本のフォークソングにそれほど詳しいわけではないし、音楽遍歴の中で一時期全くフォークソングとは離れていた時期があったので、参加者の皆さんのとつてもない熱い想いをじかに感じて、唯只圧倒されるばかりであった。音楽をやってるものとしてこういった情熱のしぶきがかかる現場に居られる、ということは、やはり音楽をやる上で貴重な活力源となる、これは間違いない。

歌の持つ力、日本語の持つ力はやはりすごい。ハーモニカ吹きの一人としていろいろ考えさせられる二日間でもあった。ここらについては別稿でもう少し詳しく触れたい。

高石ともやご本人も、もちろん(このキャンプに)顔を出されていたのだが、個人的には、ご本人とゆっくりと飲める時間があまり取れなかったのが残念だった。もっとお話がしたかった。(といっても、私はほとんど聞き役なのだが(笑))

August 24, 2008

村岡は遠かったけど楽しかった

兵庫県村岡町にある「森ちゃんの隠れ家」というちょっと変わった名前のお店で演奏してきました。とりあえず今回はキーボード(市川善寿さん)とのDUOで演奏することにしました。

お店は入り口の左手が演奏スペースと客席で2,30人が座ってテーブルで食事も出来るほどの広さ、右手は大きなカウンターとテーブルが3,4席有り、こちらも2,30人がゆったりと座れて飲食が出来ます。主に演奏スペースのほうにぎっしりと詰めているお客さんに向かって演奏するのですが、カウンターの方面のお客さんもじっくりと聞いておられるのでたまにそちらにも向いて演奏します(笑)。

ハーモニカライブという触れ込みだったので1部と2部は二人の演奏を聞いてもらって、3部は地元ミュージシャンとセッションでも、と考えていたのですが、実際に行ってみると席は全部予約で埋まっていて客層は地元中心のご高齢の方からそのお孫さんの年代の中学生まで、まさにコンサートというべき雰囲気で、こりゃ大変、急遽選曲を練り直し、幅広い年代にも親しみやすい構成にしました。気持ちもライブモードからコンサートモードに切り替えました。(どう違うんや!) こういう時気心が分かり尚且つ腕のある人(市川さん)と一緒だとほんとに助かります。以下セットリストです。

第一部
蘇州夜曲
涙そうそう
On the sunny side of the street
My one and only love
黄昏のビギン
Lullurbye Of Birdland
夕焼け小焼け

第二部
Amazing Grace
All of me
Bye Bye Blackbird
Fly me to the moon
郷の秋
What a wonderful world (waltz)

アンコール&リクエスト
Stardust
Beautiful love

と、書いていて今回一番やりたかった大好きな曲
「Like Someone In Love」が入ってないのに気がつきました。ウーム、皮肉です(笑)。

出来は途中でリズムが裏返ったりした曲もあったものの、まあ大過なく、お客さんにも楽しんでいただけたようです。トークが楽しかった、との言葉を沢山いただき、うーん、喜んでいいのか・・・・うーん、まあでもお金を払って聞きに来て頂いてるので、楽しんでもらえたら良し、とするしかないですね。

June 28, 2008

ポロドッグというお店でちょこっと吹きました

生徒さんの発表会の演目に講師演奏というのがあって、数年前からギター講師の杉田さん という方とコラボ演奏する機会があり、彼は神戸が地元。私も兵庫県人なのだが丹波からはどうにもアクセスが悪いのだ。車で行くと1時間半もあれば着いてしまうのだが、お酒を飲むことを前提に行く、となると車は使えない。もしくは泊まる段取りで行かなければならない。以前から一度行きますと約束しながらもなかなか行けずにいたのはそんな理由もある。奇しくも、最近ギターの弾き語りを始めたいという、知り合いの方と「飲みましょう」という話が持ち上がり、おっ、それなら杉田さんがミュージック・ホストをしているそのお店に行こう。とまあこんな事情でポロドッグというお店に行ってきました。

オープン・マイクの時間、杉田さんのライブの時間、生オケお楽しみタイム、などアクセントのある進行で、誰もが楽しめるような仕組みになっている。土地柄か外国の方も普通に気軽に入ってくる。右のテーブルに座った男女の5人組が杉田さんのスペイン語の質問に答えて南米から来た、という。ニホンゴはほとんど喋れない状態。サービスに「ベサメムーチョ」をハーモニカで吹いたら全員声をそろえて大合唱。彼らの年代からしたら完璧に懐メロの部類に入ると思うのだが、有名曲はまた別格なのかもしれない。

個人的に驚いたのは、杉田さんがいきなり「What a wonderful world」や「Moon River」
を歌いだしたこと。実は最近、吹き方、というか歌い方をもっと自由に歌えないかと模索していて、墨絵の世界で一筆書きのような吹き方ができたらいいなー(どんな吹き方やネン?、一体)、と実際はまだまだ程遠いのだが、その課題曲として上記の2曲で練習していた。練習ではいろいろ試行できるのだが、本番で、まして誰かのバックで吹く場合はそんなリスキーなことは出来ないので、昨晩は封印して普通の(?)事勿れスタイルで吹いてしまったのだが、そのあまりの偶然に吃驚してしまった。

杉田さんの家にも泊めていただいて朝食まで出していただいて、もうただただ感謝である。

しかし夜の神戸は三宮を数駅離れると途端に人が少なくなる。そして震災前の神戸をを知っている人はその話になるとみんな口が重くなるのだ。

June 22, 2008

楠音楽堂でライブコンサート

福知山市のはずれにある楠音楽堂というところでライブコンサートをしてきました。
ここは、ここ数年ちょこちょこ一緒に演っていただいている、ピアノの市川さんがレッスン場にと借りている場所で、元は古い商家です。その杮落としコンサートということで、近隣の人達やら市川さん関係の人達を招いて、その数約70人、床が抜けるのではないかと思われるほどの盛況でした。

私は当日風邪気味だったのですが、約1時間半に及ぶ熱演(?)で大汗をかき風邪の菌を吹き飛ばしたと思いきや、帰路疲れがどっと出て、帰り着くなり爆睡してしまいました。

{ミニ・エピソード}

敦賀市から駆けつけて頂いたお客さんがちょうどコンサートが終わった頃に会場に到着。この方はクロマティックを吹いていらっしゃるそうです。どうしてもハーモニカが聴きたかったと残念がっていらしたので、関係者の打ち上げにその方も残ってもらい、そこで数曲吹いたのですが、風邪のせいか酒バラで久しぶりにロストしてしまいました。撮影担当の方がビデオを回していたので、映像にしっかり残ってるんでしょうなー、あー、恥ずかしい。

June 18, 2008

小野市青野原病院内コンサート

小野市にある青野原病院でコンサートをしてきました。対象者は病院内の療育病棟の人たちとその御父兄で、保育士さんを初め関係者の方々も含めると大変な人数に上るので、午前の部と午後の部に分催しました。2回公演です(^^)

午前はピアノの市川さんにサポートしてもらい、午後は今回のコンサートの口添えをして頂いたT 田先生作のカラオケや時折ギターなどの伴奏で、ジャズのスタンダードや童謡唱歌、時には歌謡曲も交えながら各4~50分程度演奏しました。

ハーモニカというのは便利な楽器で吹きながら床に寝ている姿勢で聴いている人たちのすぐそばまで言って演奏することができます。ひとしきり吹いて、その場を離れて他の場所に移動すると、先程そばで吹いてた人は目だけでずーーーっと私を追っています。

反応はダイレクトです。アーーーーーーと歓喜の声が出ます。表情は喜びの表情で、(いくら疑り深い人でも)他に解釈の余地がありません。(笑)  手を抜いた演奏をしてもこの人たちはこんな反応を示すのだろうか? 私は怖くて今までまだ一度も試したことはありません。

これを書いてる今もあの目がまだ私を追ってきている感覚があります。
音楽をする意味、ハーモニカを吹く意味を考えさせられる日でした。

えっ? 柄にも無く、難しいことを考えるなって?
まあ、そりゃそうなんですが、こんな日もあっての人生ですからね。

May 31, 2008

ジャムセッションの功罪

数日前、久しぶりにジャズのジャムセッションに行ってきた。で、数曲吹いてきたのだが、いろんな楽器の方と混じって吹くのは楽しいものである。 楽しかったのだが今後頻繁に行きたいとも感じなかった。微妙な言い回しでかったるいが、関係者の方も見てらっしゃるかもしれないのでこんな生煮えな表現になってしまうのをご勘弁願いたい。(汗)

客で来ている人は何らかの楽器をする人ばかりなので、やはり初めは自分が値踏みされてるみたいで少々緊張する。でもまあちゃんとしたバンド形態の中でで吹けるのはやっぱり楽しい。

ただ、その場限りのワンナイト・セッションといえば格好いいが要するに急造の寄せ集めバンドなので、どの曲をやっても起伏が平板でダイナミズムに欠け、相手の音を聴いて反応しようとするデリカシーにも欠ける。それと最近、年のせいか、スペースの無いバッキングは吹いててシンドイ。(笑)

そういえば、ジャンルは違えど昔、ブルーグラスのジャムに行っても同じような感覚を味わった。バンジョーもマンドリンもどこかでコピーしたようなフレーズを次から次へと繰り出すのだが、音楽が好きなんじゃなく、楽器の演奏マニアって感じだった。

まあ、ジャムセッションは楽しむためのもので、それ以上のものを求めるこちらが間違ってはいるのだが。(また汗)

May 24, 2008

やってもた! 猛省

目が覚めたら11:30、演奏は12:30からというのに、・・・・。どうにもこうにも疲れ果てていて、嫁ハンに

「なんで起こしてくれへんかったん?!」

「えっ?明日と違うん?」

「嗚呼・・・・」

とにかく会場へ急ぐ。現地に着いたのは11:50、共演してくれることになっているピアノの市川さんとマネージャーにまず詫びて、主催者に挨拶に行く。どうも、11:00に会場入りした、市川さんが上手く言っておいてくれたらしく、進行係や関係者の方々から「大変でしたね」などと声をかけられるのに適当に相槌を打って取り合えずそそくさと打ち合わせを済ます。結局多目的ホールに備え付けの機材で演奏した。手持ちの機材は車に乗ったまま。 ピアノとのバランスが悪く、ハーモニカの音が大きく、ピアノは小さい。客席はざわざわ。そりゃそうですよ、乾杯の音頭の後会食が始まって15分足らずで演奏。杯のやり取りが丁度始まる時間でおまけに高校のいろんな年代の合同の同窓会ときてるから静かに音楽を聴けというほうが無理?また年をとると耳が遠くなるので勢い話し声も大きくなるのはこれまた自然の理。久しぶりに不完全燃焼のステージとなった。

意気消沈して演奏後の着替えをしていたら4,5人「良かったですよ」と楽屋にまで挨拶に来ていただいたが、とてもじゃないが素直に喜べる気分になれず、しきりに恐縮するばかり。とにかく聞いてくれてた人もいたらしいということは分かった。(苦笑)

とにかく本日の教訓

1、たとえ知り合いからの依頼でも仕事の内容は良く聞いてから受ける

2、準備はできるだけ早い目に

May 09, 2008

京橋ストリート顛末記

ううーーーっ、初めてのストリート! 

感想は一言「気持ちよかった!」

私は22時から30分ほど演奏したのだが、一緒に演奏してくれたギターの二人は19時半ごろから現場に来たものの中々場所が取れず、また途中お巡りさんの見回りがあったり、仕方なく場所をいろいろ移動したりして演奏をしつつ時間を過ごしたらしい。22時前に二人と合流し、3人で又広場に戻ったのだがキーボードのねーちゃんが大音量で弾き語りをやっていたので敬遠して、広場の端っこの人が来ないようなところに行き(笑)(ストリートの意味があるのか?)演奏してたら、ちらほら道行く人の中で立ち止まって聞いてくれる人も出始めた。

5月の夜風は頬に心地よく、この開放感は屋内では味わえない感覚である。でも音量をあまり上げてないのでギターの音がやや聞きづらく、それに加えて街特有の喧騒、高架を渡る電車の音、すぐ近くのラップの2人組の声、よくよく耳を澄ませば結構な騒音量である。

その中での演奏はどうしても集中が難しく、雑になりがちで、アドリブラインも気がついたら同じようなフレーズになってしまっていたり、気が急いてピーキーな山をいつもより早めに持ってきてしまったり、演奏条件としてはどちらかというと厳しい部類に入るだろう。ストリートも偶にはいいけどしょっちゅうはちょっとキツイかな、というのが偽らざる感想。若い人はまた別なんでしょうけどね。(汗)

May 03, 2008

モニターと奏者の蜜月関係

集芸間でのコンサートは楽しかったです。

15:00から16:00まで1時間演奏したのですが、実は最初にお店に着いてビックリ。
JBLの大きなモニターがセットされており、今日オペレーターをして下さるKさんの私物だそうです。私たち演奏者は得てして、音響には疎く、よくあるパターンに、小さい、または狭い場所だから、と機材も小さなものを、と(タカをくくって)妥協してしまいがちです。アンプ直出しでOK、だとかね。(笑)

しかしちゃんとした機材でちゃんとした音を出すのは聞きに来て頂いたお客さんへの当然の配慮だし、それよりなにより演奏している側がとても気持ち好くて、自分の持ってる好い物を引き出せるような気がします。今日なんかは将にその典型的なケースでした。Kさん、ありがとうございました。

そういうわけで、金井君も私も気分好く演奏してきました。
又、特に私の場合は、田植えも5月2日に予定通り終了して、後顧の憂い無く(笑)、心置きなく演奏できたことも幸いしました。又帰り際に今後の演奏依頼も2,3頂いたりして嬉しい限りです。

余談ですが、そばのギャラリーで個展を開かれている浅井さんも聞きながら数枚私と金井君の演奏時のデッサンをされていて、終わってからそれを見せていただきました。雰囲気が横溢してるすばらしいデッサンでした。

今日の教訓は「ダイエットを早速始めなきゃ」というもので、教訓というより決心ですな。(苦笑)

March 20, 2008

ガラスのハートをもつハモニカ吹き、それはボクです(^^;;

お寺での演奏が終わって一息ついているのだが、感想は一言で言えば「楽しかった」

今回は久々の「アレンジ物」でもうイントロから行き方、曲の演奏サイズまでまで全部決まっている。だから非常に気が楽で、楽になった分は余力として音質の加減やらダイナミクス等の楽曲解釈により演奏の注意が向けられる(ハズである)。

例えばピアノが長いイントロを弾きだしたら、どこで(ハーモニカは)入ろうか、と緊張して耳をダンボにして、わずかなきっかけも逃さないようにハーモニカを持って身構えている、なんて必要もない。もう行き方はあらかじめ決まっているのだし、相手のかたは、私が万が一失敗しても、ちゃんとフォーローしてくれる技量の持ち主だってことも分かっているし、ゆったりとした安心気分で演奏に入れる。それとヘンなもので演奏が終わったときに「(アレンジとおりに)ちゃんとやれた」というプチ達成感もある。これも意外と心地好い。

仮に数日後にどこか別の場所でお座敷が掛かったら、今日と同じことをしても今日と同じ程度にはウケルだろうと予想はつく。まあ、客層によって多少の差はあるだろうけど、パッケージとして同程度の完成度のものは提供できるわけだから。

とまあ、いいことずくめなんだけど、問題は演者のモチベーションで、要するにそのスタイルでやり続けて自分が楽しめるかどうか、という話なんですね、これは結局。

で、結論から言うと、私自身は飽きっぽい性分なので、何回も同じことはできない、というかモチベーションが段々下がってくるのは自分では如何ともし難いだろうなぁ。あ、いや、でも、お金を沢山頂ければ数回くらいは頑張ってやるかもしれないけど。(笑)

ってオイオイ(^^::::

ただ、喜んでくれる人がいれば、それは結構強烈なモチベーションになって、数回が数十回になっても平気だし、また、演奏衝動というのは自分の根っこの部分に厳然としてあるから、演奏してるだけで:本人は楽しい、という部分も無視できない。

と、まあいろんなことを考えたのでありました。

February 19, 2008

煮込んでしまえば形も無くなるもうすぐ出来上がり

今日の授業では部屋のカーテンを閉めて遮光して、生徒さんは先生と一緒に床に寝転んでもらう。明かりを消し、ミラーボウルのみをゆっくりと回転させる。これはちょっと幻想的な雰囲気をかもし出すのと、完全に部屋が真っ暗になるのを防ぐ意味がある。真っ暗な部屋の中は子供のみならず大人だって怖い。

で、ハーモニカを吹く。題して「夜空の音楽会」。今日の曲は「ムーラン・ルージュの歌(THE SONG FROM MOULIN ROUGE)」、「峠の我が家(Home On The Range)」今回は両方とも三拍子。キーはEbでハーモニカはAbを使用する。どうもAb~C 辺りの音域のハーモニカが彼らの耳に心地良いらしい気がする。カラオケは使用せずギターの伴奏をF先生にお願いする。バッキングもアルペジオか拍頭でボロン、くらいのシンプルなものにしてもらい、音の情報量を徒に増やさない。

今回はマイクを通さず生音で演ってみた。機種はTOMBOのエアロリード。メタルボディで発音も明瞭、音量も稼げる。それぞれの曲を3コーラスから4コーラス吹く。その間一人一人の傍に行って生音を聴いてもらう。表情とか仕草を見ながらメロディフェイクの加減を変えたり完全にアドリブラインになってしまうこともある。

Yさんは演奏の間「うー、うー」という発声が聞き取れなくなるほど小さくなる、もしくは止んだ。傍へ行った時私の顔を見て手を握ってきた。Tさんは複音ハーモニカを手に持っていたが吹かなかった。しかし興味は私の口元にあるようで傍に行くと私をじっと見続けていた。H子ちゃん、M子ちゃんは相変わらず動きは止まらない。二人とも耳からの刺激は入りにくいので致し方ない部分もある。

演奏が終わってカーテンを開け、部屋の明かりをつけると、Tさんが持っていたハーモニカを吹き始めた。つまり自分の順番を待っていたのだろうか? 又先の場面では自分を抑制していたのだろうか? そういう行為はしない(出来ない)人だと思っていたので少し驚く。ま、たまたま吹きたくない気分と吹きたい気分になったのをこちらが勝手に時系列で都合良く解釈しているのかもしれないが(^^;

こういう、人の気持ちや人の心の中みたいに形の無いものは判断が難しく、正解なんて無いのかもしれません。

February 16, 2008

夜霧よ今夜もありがたう

心斎橋、いや大阪では知る人ぞ知るお店「スポット」のママ&マスターのご招待で、戸田裕美(vo)さんのライブを聴きにラグタイムというお店に行ってきました。ピアノとウッドベース、ドラムスという構成で最初に「wave」という曲からライブは始まったのですが、「わー、質の高い演奏やなー」とこれから先の展開に期待がいや増し、膨らみ、楽しくなってきました。何と言っても純粋にライブを聴きに行くのは久しぶりで、お酒も進みます。で、戸田さんの歌、上手いです。丁寧にごまかしが無く聞いててすんなり戸田さんの世界に入っていけます。こりゃいいワー、で、更にお酒が進みます。一部が終わった時には大分ほろ酔い気分になってきました。

休憩の時に戸田さんがいらして、何か一曲吹きませんか?と有り難いお誘いがあったのですが、固辞しました。(汗)

がっちりリハもされてる雰囲気があったし、質の高いライブですから私のブルースハープで質を下げてしまうのも忍びないし、まず第一に今日は酒が入っています。こう見えて意外と私は演奏前は飲まないのです。2年前大分お酒が入った状態で関西ジャズ界の重鎮であるT先生のライブに飛び入りして大失敗したツライ想ひ出が頭を夜霧よ今夜も有り難う。

しかし、横でママさんも「一曲お願い、楽しみにしてるのに」ってけしかけるし、戸田さんからステージから呼ばれて流石にもう逃げ場は無く一曲とうとう吹いてきました。その上調子に乗って3部でも一曲吹くという所業に及んだのでした。バンドの方々、お付き合いいただいて有り難うございました。

帰路、お店を開けるべく「SPOT」へ急ぐご夫妻と別れて、私はこれまたミナミで知る人ぞ知る「サウンドイン」へ。そこで閉店まで飲んで、PIGNOSEのミニアンプとGIBSONのレスポールで武装したマスターと緊急ハープ8本セットで身を固めた私と二人、演奏をしながらミナミの街を練り歩き、ストリート・ミュージシャンというよりはどちらかといえばチンドン屋とでもいうべきか、その勢いでまたスポットに雪崩れ込んだのでした。

一度ちゃんとした(?)ストリートをしましょう、ということでサウンドインのマスター(松田幸之助氏)と話が出来上がりましたので、ミナミの人はご期待下さい。(えっ!?誰も期待してへんワイ、って?) いや、それでもやるんです。

December 28, 2007

ライブは楽し

Page One のライブを終えてきました。ここのマスターの話によると、ここでのライブはほとんどがブルース系でJAZZは初めてだそうです。お客さんは満席、とはいかなかったですが、盛り上がる程度には入っていただいて感謝です。私が呼んだハーモニカの生徒さんもたくさん来て頂いてこれまた本当に感謝です。しかし、集客の問題は難しいですね。今回つくづく思いました。

ライブ自体は非常にリラックスした楽しいライブになって、感想のメールもいろいろ頂きました。私の喋りが可笑しくて腹の皮がよじれた、とか、んんん?チョット違うような気もしないではないのですが、お金を払って来て下さったんだから、どういう格好にしろ満足してもらえれば良し、ということですかね。

「男子三日会わざれば・・・・・・」の故事のとおり金井君は加速度的に(笑)上手くなっていっているような気がします。また金井君の紹介で今回一緒にやってもらったベースの真木さんはとても端整なそれでいて熱いベースを弾く人でとても吹きやすかったです。

生徒さんの一人とライブ後にいった北の新地の店でもレギュラーで入っているバンドは本当に上手かった。長く続いた不景気で、中でも特に需要の少ない(?)ジャズのミュージシャンは矢尽き刀折れ、死屍累々、で今はその中で淘汰された人だけが残っている、こんな現状なのでしょう。私のような「ブルースハープでジャズ」というボーダーラインでブラブラと引っかかっているようなハーモニカ吹きから、岡目で本道を眺めると特にその感を強くします。

December 24, 2007

ミニミニツアー(笑)から帰還しました

一昨日は兵庫県香美町の村岡、昨日は舞鶴市の瀬崎に演奏に行ってきました。
ロッジかどまの支配人のマンドリン上手かったです。 おまけに宿泊までさせて頂いて帰る心配が無く、とてもおいしいお酒が飲めました。飲酒運転がれっきとした犯罪の昨今、すぐに寝れる場所で飲む酒に勝る美酒は無いのです。

ふるるFARMでは市川さんのキーボードでクリスマス・ソングも入れながら思いっきりハーモニカを吹いてきました。バイキング形式のディナー・パーティーだったので、皆さん食べるのに忙しく曲なんか聴いてる暇が無いのでは?と思っていたのですが思いのほか拍手も沢山もらえて以外(笑)でした。

詳しい人から勧められたり、ブルースハープの音色について自分でも思うところがあってDigiTech社のVX-400というボーカル用のマルチエフェクターを買いました。

色々と触ってみてはいるのですが、今回はまだよく分かっていないところも多く、これといった音色も得られていないので、持参はしたものの使わずに帰りました。現場で音色の試行錯誤するには、そんな時間もないし慣れない機材はやっぱり危険です。27日のライブには間に合わなくても、来年にはちゃんと使いこなしたいです。

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December 09, 2007

生野銀山石刀節

土曜日に引き続き日曜日も同じバンドのサポートで場所は生野町の生野銀山坑道口にある「マロニエ」というレストランの2Fのホールでした。民謡のグループやら津軽三味線やらと一緒に2時間のコンサートでした。

中で「生野銀山石刀節」という銀山で働いている人の仕事歌を地元の民謡の先生が披露されたのですが、これが良かった。硬質な石を穿つ鑿の音をバックに地に近い声で歌い上げる労働歌は素朴で尚且つ力強く、それでいてなんともいえない寂寥な風味も感じられてひざしぶりにホンマモンを聞いた気がしました。

ちょっと嬉しくて、短い時間の関係者の打ち上げで、興の乗るままその民謡の先生とコキリコやら数曲ブルースハープでミニジョイント(笑)してしまいました。

時たまこういう出会いがあるとすごく得をした気分になって幸せな余韻で帰路に就きました。

November 25, 2007

施設へ音楽訪問

高槻市にある施設にハーモニカの演奏に行ってきました。ハーモニカのレッスンに来ている人の友人がたまたまこの施設に勤めてらっしゃる関係で、今回の話が実現しました。

現役レッスン生2名、元レッスン生1名、レッスン生の友人のギター1名、ボーカル1名、それに私の総勢6名でした。40分くらいで終わる予定が10分オーバーの50分になってしまいました。最後はみんなノリノリで楽しく手拍子足拍子なども出て無事終了しました。

全部で9曲演奏したのですが、その内私が吹いたのは4曲で、4曲のうちの2曲はレッスン生さんの吹く曲のお手伝い的参加で、1曲はアンコールで全員で吹いたAmazing Grace 、結局私がメインで吹いたのは1曲のみでこれは非常にいい傾向です。(^^)

次回は是非レッスン生さん達だけで行ってほしいと願っています。というか私の目的はそこにあるんですから。

(音楽)ボランティアは名前のとおり善意による自発的行為ですからギャラなんかは発生しません。しかしだからといって内容に関してその質を問われない訳ではありません。

「ギャラなしなんだから少々手抜きしても・・・・・」という考えは間違いだし、逆に「少々つたない演奏でも善意のボランティアでやってるんだから大目に見てよ・・・・」という開き直りも間違いだと思います。そこらを分かってもらうには現場で一緒にやるのが一番早い、というのがもう一つの目的で、これに関しても終わった後の飲み会で感じたのですが、私の考え方が徐々に分かってきて頂いてるみたいでオヂサンはヒジョーにウレシーと思うのでした。

November 23, 2007

DUOのスタイル

伊丹市にあるALWAYSというお店でライブしてきました。結構広い店でお客さんの少なさが目立ったライブになってしまいました。(^^;;;;;

仲谷さんのような伴奏をする人は今まであまり出会ったことが無かったのでとても新鮮でした。

ハーモニカとピアノのDUOといってもまあやる人にとっては色々なスタイルがあると思うのですが、バックでずーっとウォーキングベースやコンピングのリズムが鳴ってる、というのが吹きやすい、という人もいればそれを五月蝿いと感じるフロントもいるわけで、ここらは人それぞれでしょうね。

私なんかは独学の徒なのでカラオケで練習することも多いんですが、カラオケは得てしてリズム、ハーモニーが常時完璧にサポートされているのでついついそれに甘えて乗っかかってしまい、内なるリズム感の習得(タイムキープ)、内なるハーモニーの感得(ハーモニーの進行感覚)がゆるくなりやすい気がします。俺だけかな?(汗)

仲谷さんのようにブルースハープがソロしてる時単音で絡んだり、左手だけにしたり、弾くのを止めて無音にしたり実にフロントに刺激を与えてくれるとすごくアイデアも涌いてくるんだけど、まだヘタクソの私は残念ながらうまくそれに答えられないんですね。だけどやっててすごく楽しかったです。

November 17, 2007

小学校での演奏

先ほど小学校で演奏をしてきました。少子化の例に漏れず人数は少ないけれどもみんなキラキラした眼をしたいい子供たちでした。

以前中学校で演奏した時、生徒の出し物で「ゴリエダンス」みたいなもののすぐ後にやらされてあまり気分が乗らなかった経験があり(シロウトのワルノリというのはおよそこの世で最悪のものの一つです)、学校での演奏にはあまり乗り気じゃなかったんですが、今日はノリノリで演奏できました。

田舎の子供独特のスレてない人懐っこさ、

「みんな、ジャズって知ってますかー?」

「・・・・?? オヤジ・ジャズ?」

「違う違う、それはオヤジギャグやろ」、

ボケかたもちゃんとルールを判ってるし(笑)、元気があって反応もよく30分があっという間でした。 みんなスクスク伸び伸び育ってくれよーーーー!

ここからはちょっとマニアックな話になりますが、

今回の機材の組み合わせはローランドのCUBE Street にザオラのケーブルを使ってみました。マイクはAUDIXのFireball(ボリュームノブ付タイプ)でした。

感想は、原音忠実度は高いのですが、何と言うか、ここらあたりはオーディオ装置と違うところで、極端な例を言えば、歪ませ具合を楽しむ「アンプリファイド・ハープ」なんてものはもうすでに、原音とはかけ離れた対極にあるわけで、じゃあそんな音はダメなのか?といえば全然そんなことはないわけです。

まして上記の組み合わせにプラスしてハーモニカがトンボのULTIMOときた日にゃ「吹き詰まり感」なんてものはもうほとんど無く、素直でスムーズな事この上ない。ただ、それが最上なのかと問われればこれは好みの問題であるとしか言いようが無いんだけれども。ただ私はもう少しコンプの効いた感じが好みですね。

November 11, 2007

ライブしてきました

先ほどライブ終了して、今回のライブを企画してくれた友人と食事をして帰宅しました。

まず、あの大きな民家を満席にしていただいたお客さん達に感謝したいし、そのお客さんを呼んでくれた茶房「咲良乃実」の主人の交友関係の広さにも感謝したいです。

私としては珍しく歌も歌ったりして気分が乗ったライブでした。数年前なら何かにせっつかれたように吹いていたのですが、最近はリズムや気分にノル、という事だけを考えて、少し肩の力が抜けた演奏になってきた気がします。一升の枡には一升の米しか入らないのです。これが実感として判るまでにはやはり或る程度の歳月が必要でした。ナンテネ(^^)

今回初めてroland の cube street を使ってみたのですが、これはイケます。音はmicro cube に比べて段違いにいいです。また通常の設置状態でスピーカーがやや上向きなので音の広がりもいいのです。ハーモニカで使うにはマイク専用のキャノン端子があってこれも強烈にポイント高いです。リバーブも充分使用に耐える音質だと思いました。 マイクロキューブを持っている人はそれを売ってでも買う価値はあると思います。 多分今後ハーピストの定番アンプになってくる予感がします。

金井君はいいギター弾きになると思います。才能のある若い人と一緒に演奏出来るのは楽しいです。

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October 21, 2007

丹波八宿青垣の秋 「たらふく街道」

私の地元でこんなイベントがあってハーモニカを吹いてきました。ギターの岩本さん、キーボードの伊藤さん、あとボーカルの方も一緒でした。ほとんどリハ無しでぶっつけでした。結構スリリングでした。「いい日旅立ち」が途中から16ビートになったり、「はじめてのチュー」が途中からゴリゴリのファンクになったり、予定調和を避けるのだったら終わり方やまとめ方のパターンに習熟していないと危険なことを痛感しました。(って遅いがな!)  でも新鮮で楽しかったです。

June 03, 2007

嗚呼、暖かき哉、播州路

私が週2回行っている養護学校(訪問学級)の先生が播州の方で、姫路近辺でライブができる場所ないですかねえ、なんて世間話があれよあれよと発展して、関係者の方を紹介してもらい、とりあえず話と下見を兼ねて姫路に行くことになりました。

前日電話があって、楽器を持ってきて下さい、との事。なんと

第4回まちづくりコンサート~船場御坊ミュージックフェスタ~

というイベントの最後に原田真一郎withフレンズというバンドで、飛び入りでハーモニカを吹くことになってしまいました。(^^;;;

ボーカルの女性のバックで2曲とFのブルース、都合3曲吹いてきました。おまけに打ち上げにまでお誘いいただいて2時間近く飲んだり食べたりさせていただきました。スタッフのみなさん、バンドのみなさん、有り難うございました。

ステージはこれまた由緒ある本徳寺というお寺の本堂前、境内が客席です。JAZZと女性ラッパーの組み合わせも新鮮でカッコ良かったですし、ボーカルも歌心を感じさせるボーカルで私も思わずノッてしまいました。

スタッフの一人が酒屋さんと聞き、お店がお休みなのに無理を言って開けてもらい、地酒2本を買い求め、来る時以上に迷いまくってフラフラになりながら帰路に就きました。 人と人とのつながりがちゃんと見えるいいイベントでした。

後日談

町づくり瓦版にも紹介されました

http://www.himesen.com/R-matidukuri/kawaraban/kawaraban13.htm

May 21, 2007

ゲスト出演終了

いやあ、こんな大変なものだとは思いませんでした。
乞われて1曲吹くだけだと最初は思っていたんですが、ボクシングの試合とまではいかなくても。一発勝負の厳しさ、怖さを満喫しました。

また、コンサート自体は気鋭の若手弦楽器奏者がピアソラに挑む、といった質の高いコンサートで、音は奇麗だし、上手いし、ピアノはアレンジャーとしても大活躍中の中山育美さんです。いくら箸休めといえどそういう場で吹くのはとてもとても緊張しました。(苦笑) 

館野泉先生とも一緒に写真を撮ってもらったし、一曲だけの演奏なのに演奏後、知り合いの方に沢山声を掛けていただいて、まあ嬉しいことも多かったのですが、課題も沢山見つかりました。(汗)  たった一曲でこれだけ課題が見つかるんだったら、3~4曲吹いていたら一体どうなっていたでしょう。って別にどうもならないんですけどね(^^)

ただ今回私をわざわざ呼んで吹く機会を与えてくださった方たちに、私としてはちゃんと応えたいです。それにはやはり精進していい演奏をできるようになることでしょうね。

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May 16, 2007

録音終了

ギターの方と録音をした。14時前から17時半ごろまで。時間を有効に使うため、難曲2曲を最後にもってきたのだが、これが失敗。(汗)途中で小休止を2回ほど入れたものの、日頃の鍛錬不足は覆うべくもなく(苦笑)最後のほうはもう息も上がってヘロヘロ。

ジャンゴ系の速い曲でふいごのようなソロを展開するはずが、何回やっても失敗続き。スタッフの人は顔を見合すし、アドリブのイメージも涌いてこない。後日私一人単独で手直し録音をすることに決め8曲ほどの録音を終えた。ギターを弾いてくださったのは川瀬真司さんという方。

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May 13, 2007

コンサート終了

先ほど帰宅しました。市川さんとまた演る話も持ち上がって色々と有意義なコンサートでした。最初にWaltz for Debby風にこいのぼり・ワルツをやって、意外と案外に上手く行って、すごくノリました。(お客さんへの)ツカミは大事ですがそれ以上に自分がノレる取っ掛かりを意識して最初のうちに作ることも大事だな、と痛感した次第です。

ともあれ、聴きに来て下さったみなさん、ありがとうございました。

テーマやってアドリブ2コーラスやって、ピアノ、ベースにソロ渡して、ご丁寧に4バースもやって、またテーマに還ってこれを3曲ほど演ったら既に30分経過、焦りました。まあ少し気合入れて喋ったせいもあるかもしれません。 休憩時に「2部はソロ回しを少なくして曲を多くしよう」と話し合いました。ただソロの問題は微妙で、何も義務的にやってるわけじゃなく、一応(笑)「止むに止まれぬ涌きいずる」音楽的感昂がベースにはなっているのです。ただそれも、じゃあ感興があればいいのか、というと、時に饒舌で上滑りな場合もあるし、朴訥を通り越して何が言いたいのか分からない場合もあるしで、だらだら演らずに尚且つ過不足なく言い切る、というのは(今の私には)至難なのです。

等という本人の思いとは別に、終わってから色々たくさんの嬉しい言葉を頂いて、今幸せな気分でこれを書いてるというのも事実なのですが。

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April 25, 2007

忙中ちょびっと閑有り

ようやく田んぼに水が入って文字通り「水田」の呈を成してきた今日この頃ですが忙しさは相変わらず。(汗)地球温暖化に対抗するべく、従来連休または連休明けにしていた田植えを今年は連休前にやってしまおうとたくらんでいるため、例年よりも農作業に焦っているわけなのです。

訪問学級でも新しい先生が3人も増えて新鮮です。

演奏した曲は
ブルースハープで
My Memory(From 冬のソナタ)
L-O-V-E

ギターで
Red River Valley(Flat Picking Guitar)
花(Finger Picking Guitar)全員で合唱
涙そうそう(Finger Picking Guitar)
少年時代(Finger Picking Guitar)

なんかギターの比重が大きくなって来てますね。

April 20, 2007

忙中閑無しの近況

ここのところ田植えの前準備で忙殺されてます。必死で田んぼをトラクターで鋤いているわけです。トラクターのエンジンを切って畦に腰を下ろしてると風邪の音さえさわさわと聞こえてくる静けさ。そりゃそうです丹波の国の山奥の通る車とてない山村の山間の田んぼに一人ぽつんといるだけなんだから。(笑)

養護学校の新学期も始まって生徒さんたちの前で初吹きもしてきました。まあ顔見世的な意味合いもあって

「Beautiful Love」

「Just Friend」

「竹田の子守唄」

「こいのぼりの JazzWaltzバージョン」

「Alone Again (Naturaly)」

「蘇州夜曲」

等を演奏してきました。

今期からRolandのMicro Cubeに換えて ThinAmpというブック型のアンプを試してみました。リバーブも本体に組み込まれています。音は若干マイクロキューブに負けてるな、と感じましたが、威圧感がないので部屋でさり気なく使うのにはいいです。

January 31, 2007

Bluegrass Music

この前の訪問学級で5人の児童を前にふと思いついてブラックベリー・ブロッサム(Blackbery Blossom)という曲をやってみた。

この曲は一応ブルーグラス・ミュージック(Bluegrass Music)の有名ナンバーとして知られている。昔ブルーグラスバンドにブルースハープで参加していたことがあったので有名なチューンなら今でも覚えているので久しぶりに吹いてみた。

まあブルーグラスというのはマイナーなジャンルなのだがその中でもマニアックに分類していくと(笑)「インスト」(インストゥルメンタル-instrumental-の略)という括りがあってこの曲はフィドル・チューンということになるのだろうか?

「bberryb.mid」をダウンロード

で、ヤマハのMDP-5でフィドル(バイオリン)パートをミュートする。

やりはじめてこれがビックリ。ずーと動き回っていたH子ちゃんも両手を高々と突き出して歓喜の仕草、他の子も満面ニコニコとして(他に表現の仕様がない)手や足を動かすし狂喜乱舞の呈。やはりこのジャンルのこの曲ガ持つ特徴的なリズム感、転がる高音のウキウキ感、シンプルな繰り返しのワクワク感、これが子供たちを直撃したのだろうか。次の参観日にもこの曲を取り入れて欲しい、と珍しく先生方から要望もあったので少しリズミックな路線も今年は大いに探ってみようと思う。

January 20, 2007

人生いたるところでサンザンなり(ジャズのジャムセッション-後編)

ハーモニカケースごと持ち出してカウンターに入る。この店では場所を有効利用するためハウスバンドはカウンターの中で演奏しているのだ。ピアノのマスターから「曲は何をします?」と聞かれて、酔ってるしムズカシイのはアカン(酔ってなくてもアヤシイけど)ということで「サニーサイド(On The Sunyside Of The Street)」と答えると、「おー、いいね、キーは何にする? 何でもいいですよ」ってことでこの曲は本来はCらしいんだけどEbでやりたくてそう言って、Abのハーモニカを探したけど見つからなくて、たまたまメジャーボーイのCがあったので、「すみません、やっぱりGでお願いします。」といったら、調の違うハーモニカをケースの中をひっくり返して探してる私の挙動を一部始終見ていたベースの人が「この楽器はエニーキー・オッケーなんやなぁ」とお約束のギャグを言ったので、みんなドッと涌き、益々なごやかなムードになった。

ちょっと遅い目でテンポを出してしまって(100ぐらい)テーマをレイドバック気味に吹き始めた。サビに入る前から盛んに客席から声が掛かり始めてちょっと嬉しい。テーマ終わってソロの頭、掛け上がりからいきなりロングトーンで気分は最高潮、しかしこの後ダレんようにしないとなー、と本人は結構冷静。ソウルフル路線で無事ソロを終えてピアノがフルコーラス、サックスが前半を吹いて又私に振ってくれたので、テンポがテンポだし、長すぎるのもナンだし、後半のBの部分はソロらしいことをして最後のAの部分は我儘にもテーマを吹き出したら、流石皆さん百戦練磨ちゃんとお付き合いして頂いた。終わり方は逆順で行こうかと一瞬悩んだが体が(?)勝手に3度上がりのパターンに突入してしまっていた。もちろん皆さん何事も無かったかのようについて来てくれました。

案外評判が良かったようで、サキソフォーンの人やトロンボーンの人をはじめお客さんが私の飲んでる席へ次々とやってきていろんな事を言って頂いた。 曰く、
「よかった、ものすごくソウルフルやった」

「それ(ブルースハープ)はクロノメーターとは違うンやね。レバーが無いから」(クロノメーターって、アンタ、推し量るに「クロマティック」の言い間違いだとは思うのだが、でも即座に言い間違いを正すのは不躾な行為だしなぁ)

「半音はどうやって出すのか?」

「半音が出ないと言うのは今の演奏からは信じられない」

「ちょっとそれ(ハーモニカ)を吹かせてもらえないだろうか?」

「ツーツシルマンのレコードを5枚持っている」(ピップ・エレキバンの新製品か?)

「シカゴに行ったことはあるか? 私は5年間長期出張でむこうに住んでいた。ビルの5階で夜景を見ながら食事ができる感じの良いレストランによく行ったものだが、店の名前が思い出せない」(知らんがな)

「私の友達が徳永さんに習いに行っている。ま、もっとも徳永さんはクロマニヨンやけどね」(それも言うなら「クロマティック」やろがっ!まあ、祖先ではあるけれど)

などと、人品卑しからぬ紳士達(4穴ハーモニカを出したおじさんは除く)から言葉を掛けていただいて、光栄だったし、場所も大人の雰囲気が充満する小粋で洒落た良いお店だった。まあ、でも生徒さんに大喜びしていただいたのがやはり一番嬉しかった。

後、調子にのって、日が変わっても飲み続け、求められて数曲吹き・・・てな具合にキタの夜は更けていくのであった。

January 19, 2007

人生いたるところでサンザンなり(ジャズのジャムセッション-前編)

習いに来ている生徒さんが

「一度キタの新地に先生を招待しますよ」

とのお誘いがありミナミ界隈ではたまに呑むことはあっても、高級飲み屋街とされている北の新地ではほとんど飲んだことがないので、ホイホイとお誘いを受けたのだが、店内に一歩足を踏み入れた途端耳に飛び込んでくるのはジャズコンボの生演奏の音。それも相当に上手い。この店の常連らしい生徒さんによれば演奏しているのはプロで2本いるサックスのうち一人はお客さんらしい。曲はdoxyからI got rythmに変わった。「先生のハープはレッスンでは聞いたことがあるけれど、一度生のジャズの現場の中で聴いてみたかったんですよ。」一緒に来ている生徒さんの飲み友達という女性も今か今かとワクワク状態で私を見ていらっしゃる。そうか、こういう仕掛けかー・・・、やっぱり「先生と言われるほどのバカでなし」はけだし名言であった。、うーむ、参ったなー。

ブルースハープでジャズのセッションに参加、というのは実は結構敷居が高くて、手も足も出ないケース、他のメンバーからは完全にお客様扱いで、やれてるつもりでいるのは本人だけというケース、などの事例をイヤというほど見てきたし、自分でも経験してきた。ブルース村に住んでいてそこから出ない人(でもこれが一番多いパターン)は先ず無理だろう。

ここで生徒さんの名誉のために言っておくが、彼に悪気や意地悪な気持ちはこれっぽっちもないことは1年近くレッスンでお付き合いさせていただいた私が一番よく分かっている。ただこういう純粋な気持ちから来る素朴な疑問と言うのは案外本質を突いていることが多い。例えば世界大会でクロマティックのジャズ・ポピュラー部門で2位になったこともある奏者とたまに飲むのだが、その人に言わせるとジャムセッションで普通にジャズが出来る人は入賞者(含優勝者)の中でも数少ないという。コンテストで優勝だ、入賞だといっても実際はこんな有様なのだ。これはこれでハーモニカ村の現状を表している事なのではあるが・・・・。

どちらにしても私は、10ホールJazz(もどき)を標榜している手前(笑)現実に生徒さんに目の前で納得してもらわないと、これはやはり私としても立つ瀬が無い、というか将に自分が試されている状況でもあるわけだ。などと段々話を難しいほうに難しいほうに持っていって、考えすぎた挙句、立て続けにブランデーの水割りを3杯も飲んでしまった。

私の左側に座っている人が

「おたくハーモニカ吹くの?」と言いつつニヤリと笑って更に言葉を継ぐ。 「実は・・・私も今持ってるンや」

ええーーーっ!こりゃライバル現る、の巻やがな! そういやネクタイのお客さんが多い中、黒いセーターに黒い目深帽をかぶって独特の雰囲気を漂わせている人だなー、と思ってはいたのだが。

「ほら、これや」とその人が出してきたのはキーリングに繋がれた4穴の小さな小さなハーモニカだった。椅子から転げ落ちそうになるのを必死でこらえる私に向かって

「これでも音は出るんやで」(知っとるわいッ)

「ちょっと吹いてみせてくれ」と頼まれてオースザンナを吹いたら「流石やー!」ってどこが流石やねん、オッサン酔うとるガナ、もう帰りたいです、マジで。

そうこうしてる内に一曲演奏を終えたピアノ・プレーヤー(この店のマスター)からお呼びがかかった。

December 24, 2006

サポート

東田さんのサポートで茨木の日航ホテルで吹いてきました。頭は剃り上げてツルツルだったけど元気そうでなによりでした。私も司会のきれいなおねーサンにハーモニカを誉めてもらって嬉しかったです。ってこれじゃ小学生ですね。

東田さんのシャベリがまた面白くて、長年玄人サン相手に商売をしてきただけあって、ユーモア、ギャグ、話題の振り方、持たせ方、一級品だと思います。ここで言う玄人さんとは、いろんな客相手に一日へとへとに疲れた客商売のプロの方々で、その人たちが自分の店が終わってから東田さんの店にその疲れを癒しに来ていたようです。分かりやすく言えばホストのためのホストクラブ、というかもっと簡単に言うと芸人や噺家が笑いを求めてやってくる寄席のようなもの、更に言えば大工の棟梁が自分の家を建てる時に真っ先に頼む名棟梁みたいなものですね。すみません、私何の話してました? 書いているうちに自分でも、何を書いてるのか意味が分からなくなっていました。

翻ってドラマでも人を泣かすのは簡単です。簡単、といっては語弊がありますが、少なくとも笑わすよりも泣かすほうが楽だ、と私は考えています。一時期ハマって見捲くった韓国ドラマなんかは、目から涙がこぼれるアップのシーンを10分間に1回くらいの割合で視聴者は見せられることになっています(笑)。

笑いを下品なもの、下世話なもの、無教養なもの、底の浅いものとして馬鹿にして下に見る傾向がありますが、とんでもないことです。まあ、笑いにもそれぞれのツボがあって、私の持つツボと、花も恥らう女子高生に受けるツボとは当然違うでしょうし、そんなことは言われなくても分かっています。(涙目) 

何が言いたいかというとですね、「おやじギャグ」「おやじギャグ」っていうが、じゃあそう言ってバカにする君達はどんな面白いこと言えるの?ってことです。私の今までの経験では、彼らがおやじギャグ以上の面白いことを言ったためしがないです。え!? 君達、怒ったの? もう帰るの? そんな急に・・・

あーあ、行ってもた。い、いずこにぃーーーー? (c)チャーリー浜

December 20, 2006

院内コンサート

知り合いの音楽療法士さんが地元の県立病院でクリスマス・コンサートをやるから数曲吹いてもらえないだろうか、といわれて、ちょうど大阪に行く用事があり、汽車の時間を気にしながら3曲吹いてきました。

MCで「私のハーモニカの音は、どうも、体にいいみたいで、ここに聞きに来られた皆さんは、ひょっとしたら明日にはもう退院できるかもしれませんよ」などと相も変わらず適当で能天気なことを口から出まかせに喋って笑いを取って「巴里の空の下セーヌは流れる」「Old Friend」と2曲やって帰りかけたら、「涙そうそう」をボーカルとピアノでやるので参加してくれ、ということで適当にオブリと間奏を吹いた。

病院の人たちからえらい気を使っていただいて、お土産や花束を頂いてなんだか逆に申し訳ないような気になった。パジャマ姿で点滴打ちながら聞かれている光景はやっぱり独特のものがある。ああハモニカ吹いてて良かった、と思える瞬間である。

December 13, 2006

ジレンマ

実は私は人様からお金を頂いて、ハーモニカのレッスンをする、などという大それた事をしている。自分ひとりで機嫌よくプカプカやってる時は全く気にも留めなかったのだが、他人様の上達のお手伝いをさせていただくという事に関わり始めてから、私はいつもある種のジレンマに悩まされている。

先ず、私の基本的な演奏スタイルは

1●セカンド・ポジション中心
2●5番リードファイリングによるカントリーチューニング
3●あくまでパッカリングを主とする
4●アドリブ重視
5●曲中で持ち替えはしない

以上、思いつくままに列挙してみたが、最後の持ち替え云々については個人的なこだわり、というか美学の問題なので「曲中持ち替え」の是非に言及しているわけではないので、くれぐれも誤解なきように願いたい。どちらにしろこれまで色んな教則本で書かれているやり方とは一線を画していると思っている。

しかし私の威勢のいい考えとは裏腹に、ブルースハープを持って数ヶ月、ベンドのコントロールなんてとても無理、というレッスン生さんにせめて楽に曲を吹いてもらって、演奏する楽しさ、一曲吹き切った達成感みたいなものを先ずは味わっていただきたいという切なる願いもまた強くある。となると以下の要素も無視できなくなってくる。早い話、、私の信念(笑)とは或る意味相反することも薦めたり教えたりせねばならない場面に遭遇する。

1○ファーストやサードポジションの方が楽に吹ける曲がある。
2○このチューニングは相当慣れないとブルース曲に対応できない
3○これもブルースではバンプ奏法やタングブロック奏法を要求する曲がある
4○簡単なメロディフェイクならいざ知らずアドリブは最低限、音楽理論を知らないとデタラメをやってしまい、底の浅い音楽になってしまう。
5○曲中持ち変えたほうが楽に吹ける曲がある

順に解説をしていくと、
1、私自身はポジションの概念はもう古いと思う。例えばクロマティック奏者を見てみるがいい。ポジションがどうのこうのなんて言ってる人は一人もいない。つまりポジションの概念は10穴では出ない音、それと煩雑且つ困難なベンドコントロールを避けるために生まれた負の概念なのだ。後更に付け加えれば、音の表情に変化が付け易い吸音にトニックの構成音を持ってくる、という音色操作の容易さを求める要素もあると思う。

私の方法では
吹く  ファ ラ ド  ファ ラ ド ファ ラ ド ファ
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
吸う  ソ ド ミ ソ シ レ ミ   ソ シ レ

と呼ぶ。9番吸音のシは♭シである。5番はファイリングしているのでナチュラルなシ。
だから低いシは2番の半音ベンド、レは3番の1音ベンドで出すことになる。

例えば「ダニーボーイ」みたいな簡単な曲でも、いきなり出だしで「シドレミー」とくるからベンドが必須で初めて間もない人は吹けないことになってしまう。どっちにしても曲中にレの音が出てこない曲の方が少ないので、ベンドが出来なければほとんどの曲が(完全には)吹けないことになってしまう。ギターのFコードの押弦はまだ避けて通る方法があるが、ベンドに関しては逃げ道はない。どうしてもできない場合に3番の吹く音を1音上げて、レの音が(ベンドなしで)出るようになるハープを作ったことがある。その改造ハーモニカで生徒さんが実に楽しそうにノリノリで演奏されてるのを見て、私はすごく幸せな気分になった。

とまあ、こういう話の欠点は取り留めなく話が長くなることである。
というわけで、後の4点については別の機会に書いてみたい。

December 09, 2006

制約はあっても限界は無い

最近ご老人達の前で演奏する機会がちょくちょくあって、ちゃんとギャラも頂けるので(笑)伴奏をピアノの市川さんにお願いすることが多い。
市川さんはジャズピアノの人で、二人で懐メロや演歌や唱歌や有名なポップスなんかを演奏する。色んな人と一緒させていただくことが多いのだが、やはりジャズの人は一緒にやってて楽しく、例えば「みかんの花咲く丘」という曲を普通にやっていても、途中から目配せ一つで、もっと言えばメロディの歌い方一つで、バッキングがジャズワルツになったりする。ここらは双方自在で私自身はこういうスタイルが一番ノレる。「At Last Free」にまでは、まだまだとてもとても届かないが、目指すのは自由だからね。(笑)

普通は「テーマ→アドリブ(ソロ回し、時に2,4,8バースチェイス含む)→テーマ」の順番で演奏することが多いのだが、曲によっては「テーマ」のみで演奏することも多くなった。アドリブは無く、あってもメロディフェイクぐらいに留めておく。なんでもかんでもアドリブやってりゃ音楽になる、というものでもないし。昔はこれ見よがしに「10穴のブルースハープでこんなこともできるんだよ!どう?どうよ?すごいでしょ?」
なんて気分で演奏していた時期もあった。(認めます)浅ましい事でした。(反省)

でもここのところ、旋律を歌わせるのってそれだけでも結構奥が深い、って痛感しておるのです。

December 08, 2006

とりあえずワンクール終わった

養護学校で1年間月に数回授業でハーモニカを吹いて下さい、という企画がこの前最終回を迎え、何とか無事終わることができた。1時間の間ハーモニカを吹きまくって生徒さんたちの様子を見、反応を引き出して、更に普段とは違った、隠れていた何かを引き出せないか、という壮大?な試みで、私を指名して下さった先生方に、1年間共に授業の作り上げに参加させて頂いた事に感謝したい。
面白く、興味深いエピソードは多々あるのだが、また別稿としたい。
来年も引き続きお願いできますか?と打診を受けたのだが嬉しいような怖いような・・・・・・(笑)

April 17, 2006

瓢箪からコマと犬が出てきて歩いてるうちに棒に当たって・・・

ハーモニカの生徒さんを中心に夜桜見物と、飲み会を企てたのですが、監事をしてくれた人が超多忙で、店の予約は飲み会当日というあわてぶりに加えて、折りしもその日は朝から雨、夜になって風も一層の冷たさを増してきて、案の定不参加のメールが次から次から後を絶たず、こりゃもう駄目だ、予定変更、予約をキャンセルして、集合場所の天満から急遽心斎橋方面に繰り出しました。参加不参加まだ未定の人にはメールで連絡することにして、監事の生徒さんと2人で先ずはラーメンと餃子でで腹ごしらえ。

私達の会話の断片を漏れ聞いた店の大将が「あんたら音楽やりはんの?ならええ店教えたげるわ。このビルの4階に生演奏やってる店があるねん。」いちおう礼儀として「へーぇ、そらおもろ(面白)そうやね。」とまあ興味のあるふりをする。「席、空いてるかどうか電話で聞いたげるわ」こちらは慌てて「あ、いや、そのう、まだちょっと野暮用もあるし、一回りしてくるわ」「一回り」って一体?俺らは野良犬か?まあ風体はそうかもしれんが。

店を出て2人で考える。 普通飲み会といったら大体居酒屋で和気藹々と飲んで、食べて、しゃべって、楽しかった、またねー、のパターンで、それはそれで別に不満はないのだが、少しばかりスリルに欠ける嫌いがある。ところが今回は野郎2人でフットワークも軽いし、この際や、行ってみよか?

で、結果からいうと私はハーモニカを吹きまくって、お客さんたちとも仲良くなってギリギリ終電に間に合うほどしたたか飲んで帰宅しました。おまけにマスターと夏に演奏の仕事をすることになりました。確かにラーメン屋の大将が「上手な人もちょこちょこ来るみたいでっせ」と言ってたようにトイレにマスターと村上ポン太さんや近藤房之助さんとか後忘れたけど有名な人の写真がベタベタベタ張ってあってびっくりしました。

最後にラーメン屋の大将は4階と言ってたけど、実際は2階でした。親切なのか不親切なのかよくわからんけど、こういう人好きです。

April 09, 2006

ヨーク確かめよー、チューニングは大事だよー

パラグライダーのプレ世界大会イベントがあって、中日のウェルカムパーティーで演奏してきたのですが、空に関係のある何曲かの中の Somewhere Over The Rainbow という曲をやった時の事。

前振りで「空を飛んでいる人たちは地上からは見れないものを見てるのかもしれません。空のむこうに掛かってる虹はどこに続いてるのでしょう?」などと訳のわからんロマンチックなことを言って、ピアノがあの有名なバースを弾き出す。ピアノ(市川さん)もいつになく目茶苦茶ロマンティックです。通常この展開になれば当然リフレインの部分からハーモニカでしょう。一番美味しいところをお膳立てしてくれてるわけです。いよいよリフレインに差し掛かって、さあ、行くぞ! 歌詞で言えば「Some-where・・・・」のwhereのところ、思い入れたっぷりに吹き始めたのはいいのですが、「ドードー」と1オクターブ上がるところの高いほうの音が、

あれ?あれあれ?れれれれ?思いっきりフラットしてしまいました。

早い話リードが逝ってしまわれたのです。よりによって一番カッコつけなきゃいけない大事な場面で。

普通、本番は同じキーのハープをスペアとして持って上がるのですが、たまたまその時に限ってはAb(曲のキーはEb)は1本のみ。ちょっと古いけどマーフィーの法則ってやつ?

高いドを避けてなんとかメロディを吹き終わったのですが、冷や汗ものでした。HohnerのMeisterklasseのAbです。多分一旦フラットし始めるともういくらファイリングしても駄目みたいです。その時は復活したと思っても、今回のようにここ一番大事な席で都合よく音程が下がってくるようになってるみたいです、私の場合(笑)

February 24, 2006

重心病棟の人たちの前で演奏

小野市にある兵庫青野原病院内の、重心病棟で生活している人たちの前で演奏してきました。
病院内の小ホールで演奏したのですが、折りしも前夜から棟内にインフルエンザの発症の疑いがあり、とのことで3棟の内2棟の人たちは部屋から外出禁止、父兄家族の見学も中止、ということで、当初予定の6~70人が担当の先生方も含めて20人足らずのこじんまりとした演奏会になってしまいました。

年齢の高い方(少なくとも学童、青少年とは言えない年の方々)も多く、又2曲ほど伴奏でお付き合いしていただいた先生のギターも上手かったので、次回はブルースやジャズっぽいのも曲目に入れてもいいかもしれません。

8曲ほどハーモニカの演奏を聴いてもらったり、一緒に歌を歌ったり、皆で(といっても出来る人のみ打楽器で)
合奏したりして約40分間ほどやりました。最初景気付けに「はじめてのチュウ」という曲をやったのですが、あらかじめ先生がそれぞれ配っていた打楽器を一番前の人が曲に合わせて叩き始めたのです。最初「うっ、ちょっと困った会場の手拍子状態か?」と危惧したのですが、リズムが正確なんです。吹いていて全然気にならない。スネア(小太鼓)をスティック1本で叩いてるので、普通に叩けば結構うるさい部類に入る打楽器なのですが、あまり力を入れて叩くのは無理という個人的な条件もあってか、いい感じで曲に入り込んできてました。

会場の雰囲気は、最初はちょっと騒々しかったのですが、演奏が進むにつれ段々と静かになっていきました。吹きながらそばに近づいていくと、ブルースハープの音が珍しいのか、宙を見ながら呆然と聞き入っています。少し悪戯っ気を起こして、ボリュームや音色に変化をつけたりすると、驚いたり喜んだりして反応してくれます。

今回はセッションというよりはミニコンサートみたいでしたが、得るところもありました。

February 12, 2006

老人ホームは熱かった!

宝塚市にある老人ホームでハーモニカの演奏をしてきました。

私の教えているハーモニカ教室の生徒さん2名とそのお友達2人、私を入れて計5名で12:30阪急今津線の小林駅で待ち合わせ、送迎のマイクロバスに乗り、狭い路地を右へ左へ、切り返ししてバックして着いた所が光明デイサービス・センターという建物。13:30開演の予定、ということはセッティングの時間は40分、バタバタバタバタ準備していてあっという間に13:20。お客さんが三々五々見えて、急遽、会場に準備していただいたパイプ椅子に座って我々を見ています。私はと言えば、生徒さんから頼まれたGのハープのファイリングをしている最中。職員のYさんが「あのー、そろそろ始めてもいいでしょうか?」と申し訳なさそうに遠慮がちに言われた時は既に13:30を少し回っていました。

演奏曲目

見上げてごらん夜の星を(生徒さん)
ハナミズキ(生徒さん)
浜千鳥(会場全員で合唱)
東京ブギウギ(生徒さん)
上を向いて歩こう(生徒さん)
--------極短休憩-------------
青い山脈(私)
誰か故郷を想はざる(私)
ゴンドラの唄(私)
みかんの花咲く丘(会場全員で合唱)
Auld Lang Syne(出演者・会場全員で合唱&合奏)

アンコール

オー・スザンナ(私)
浜千鳥(会場全員で合唱)
ハナミズキ(ブルースハープ二重奏バージョン)

1時間のつもりが1時間以上になってしまいました。誰か故郷を想はざる、ゴンドラの唄、と哀しい曲が続いたので前に座っていた老婦人がハンカチを出して泣き出されたので、マズかったかな、と少し焦りました。車椅子の方が「おやつなんか食べんでエエからもっと聞きたい」っておっしゃって下さるのは嬉しいんだけれど、アナタ、こっちの体が持ちませんガナ。評判は結構良かったみたいでホッとしています。

次回は生徒さん達だけで自主的に(私自身に関して言えば、流石に場所が遠過ぎます(笑))「行こうぜ!」って気運が盛り上がって、気軽にハーモニカを吹きに行ける環境が出来たら、今回の私の目標は達成です。

January 13, 2006

讀賣新聞の取材

讀賣新聞が地元のページ(丹波版)で私の自主制作のCDを取り上げて記事にしたい、ということで取材を受けてきました。

ハーモニカを始めたきっかけとか、どこで活動してるのかとか、まあ、ありきたりな質問ばかりですが、どうしてクロマティックでやらずに10ホールに拘っているのか?とか、ブルースハープの場合、曲中で持ち替えをせずに1本で通すスタイルは一般的なのか?とか、かなり突っ込んだ質問もありました。

写真も撮られました。こんなことなら散髪して不精髭も剃っとけばよかったです、って考えても後の祭り。

CDと金色のホーナーのゴールデン・メロディをそれぞれ右手と左手に持ち、すがるような目でカメラに訴えかけてるヘンなオッサンははたして誰ぞや? しょうもない事に紙面を使うな!  抗議の電話が記者さんに殺到しなければいいのですが・・・・・。  

December 22, 2005

二学期終了

週2回行っている養護学校の2学期が終わった。重度心身障害の人たちに音楽を通して関わる事を始めて3年余。冬休みの間を利用して初心に還ってもう一度じっくり充電してみようと思う。

最初の目的は自分の吹いている楽器、ハーモニカの可能性を探ることだった。一応名目は「音楽療法」ということになっているようで、それについては色々言いたい事もあるが(笑)、敢て受け入れた。名称はどうでもいい。やってる中身が重要なのだから。

当初は使用楽器はブルースハープだけでこなそうと意気込んでいたが、何回か回を重ねていくうちに、それって「コダワリ」というより「独りよがりの自己満足」に近いと気がついた。主役は子供たちである。で、今は打楽器系はもちろん、ハンドベル、ギター、トーンチャイムなども使うようになった。とはいうもののブルースハープの使用度が相変わらず圧倒的に高いのだが。

一番の収穫はハーモニカの音に対して子供の率直な反応が見れることである。また、自分のハーモニカで、大雑把ではあるが、哀しい感じ、楽しい感じ、静かな気持ち。オッチョコチョイな感じ、興奮した激しい感じ、けだるい感じなどの感情表現が多少出来るようになった。それは聞いているほうの顔の表情や態度仕草で伝わったかどうかはある程度はわかる。更にマンツーマンで子供に付いて観察してくれている先生方からのフィードバックもある。

でももう1ステップが足りない気がしている。うまく言えないのだが。

November 29, 2005

session #7 Hungarian Dance no.5 in F-sharp minor

前日のコロブチカの反応の好さに気を良くして、今日はハンガリー舞曲第五番をやってみようと目論んだものの、ううっっっ・・・・、音は追えるのですが、スピードがついていきません。要するにピアノ伴奏(カラオケ)のスピードにブルースハープの演奏が追従できないといった、純粋に技術的な問題です。(汗) 

急遽取りやめてクリスマス・ソングを数曲メドレーで演りました。

仮に、スピードを落として演奏したとしても、自分の思ったスピードで演奏できていないのですから、それは(自分にとって)あまり意味のある事だとは思えないのです。炎の塊のような疾走感を表現するためには最低限のスピードは要求されると思いますし、それは演者の都合で決まるような性質のものでは無いような気がします。

今のところ「エル・クンバンチェロ」は八分上がり、「ハンガリー舞曲第五番」は五分ぐらいの出来あがり。トルコ行進曲(Rondo alla Turca)に至っては考えるのも恐ろしいです。(涙)

November 28, 2005

session#6 コロブチカ

今日はギターを弾ける先生に手伝ってもらって「コロブチカ」をやりました。
この曲は短調の曲ですが、イントロはドミナントコード一発でカデンツァなたいなことを長めにやって、最初はゆっくりゆっくりのテンポで始めます。1コーラス16小節の短いサイズの曲なので、徐々に徐々にコーラス単位でスピードを上げていきます。最後は怒涛のごとく恐ろしいスピードになります。イメージとしては髪振り乱して狂ったようにバイオリンを弾きまくってる街角ミュージシャンの図です。(笑)

後で聞いたのですが、朝から涙ぐんだりして元気の無かったK君が、おもちゃのハーモニカを曲に合わせて吹いたそうです。もちろんぶーかぶかスタイルでメロディも無く、ですが。彼の眠っていた音楽衝動が呼び起こされたのかもしれません。(ホンマカイナ?)

その時、顔も目も生き生きとし始めたそうです。スピードは重要な要素ですね。しかし残念なのは、私自身がこの時はもう一杯いっぱいで、(演奏に専念しなければスピードに付いていけないから)生徒さんの反応なんか見てる余裕はないということですね。(アカンガナ)

November 21, 2005

session #5

今日も部屋を暗くして、ミラーボールを回して、ハーモニカ演奏をしました。生徒さんは7人。
前のプログラムのボール遊びが少し長引いたので、一曲だけで切り上げました。

曲は「Aniversary Song」。クラシックで「Waves Of Danube(邦題:ダニューブ河の漣)」という名で知られている曲です。イワノヴィッチとかいう人の作曲だったと思います。これが意外と評判がよくて、TちゃんやS.Tちゃんはだんだんとニコニコしてくるし、反応がダイレクトで分かり易いです。屈折してませんから。(笑)

とにかく選曲というのはすごく大事な要素だと思いました。

明日はBlusetteをやってみます。 この曲メロディはすごくロマンティックなのですが、問題はハーモニカ・ソロの時如何にロマンティックなラインが吹けるか、というのが鍵になると思います。まあ、玉砕してきます。

November 05, 2005

言い訳無用

中学校の文化祭の演奏終えて、近所の高源寺の蕎麦屋で蕎麦食って帰ってきました。

Cute
里の秋
想い出がいっぱい
Eternaly

4曲やって終わりにしました。
用意していた最後のThat's All はやらずです。どうも気分が乗らなかった。

当分学校関係の話は受けないかも(苦笑)
ま、これも一つの経験です。
いろんな意味で勉強になりました。

November 02, 2005

NHK朝のTV小説「風のハルカ」

数日前にNHK大阪の14FのR-1スタジオでハーモニカを吹いてきました。

なんでもNHK朝のTV小説「風のハルカ」の中の1シーンで登場人物たちがトランペット、ブルースハープ、鍋、やかん、フライパン・・・・・・etcでジャグバンド風に演奏する箇所があって、その部分の音を収録しました。

初めてで少し戸惑いましたが、私のパートは4テイク目でオッケーでした。私は持久力が無いほうなので(笑)、こういうのは早いテイクで決めないと自分の中で泥沼化してしまいます。

チーフプロヂューサーの方のその場のヒラメキで、「そこもう少し盛り上がった感じでやってみましょう」とかの指示に必死で自分の引き出しの中を探って・・・とまあこんな感じの繰り返しでした。面白かったです。

ところでトランペットの田中洋一さん、すごいプレーヤーです。音色もスィートだしテクも勿論申し分ないし、一緒に仕事できて嬉しかったです。

October 25, 2005

ライブから帰ってきました

峠を越えると海が見えて、車を降りると微かに潮の香りがしました。宮津に着いたのです。漁港のある日本海の港町。曲がり角から赤木敬一郎がギターを背負ってふらりと出てきそうな雰囲気です。隣のうどんやで食事をしている間にお客さんがたくさん入っていました。演奏も私にしてはいつになく順調で、今日初めてやった曲「Antonio's Song」の時ちょっと集中力が切れかけましたが、かろうじて立て直しました。(汗) お客さんもJAZZの好きな人たちが多くバンバン声がとんでくるし、楽しくやり易いライブでした。 お仕着せの儀礼的でない、心のこもったアンコール要求があって、当初予定していた「Teach Me Tonight」をやめて「枯葉」をすることにしました。調子にのってバースから全部吹いてしまいました。イブ・モンタンの原曲で覚えたバージョンです。
客席の会話で「セカンド・ポジション」とか「サード・ポジション」とかの単語も漏れ聞こえるし、休憩時間にも色々と話しかけてきて頂いたりして、和気藹々でリラックスできました。ただ、私への話題提供サービスのつもりで、ブルース系のプロハーピストの名前をいろいろ言って頂くのですが、全然話が続きません。(笑)正直興味ないんですよね。(苦笑) 私とはスタイルが違うし。 しかし(話は変わりますが)ローランドのMicro Cube 凄過ぎます。もう手放せません。

September 26, 2005

ダメ出しはされるほうも素質がいる???

ふうーーーっ、、、、ライブ終了しました。
今回は全部自分で動いたので終わって少しほっとしています。
ポスター作って、貼って回って、チケット作って、新聞にも取材してもらって、記事にしてもらって(2紙)、メール、クチコミ駆使してお客さん呼んで、共演者探してきて音合わせして、お店の方と何回も打ち合わせして、PAのセッティング、撮影依頼、、、、、、、、、、、、
えっ? そんなもん、誰も普通にやってる事だって? 

そうなんですよね、
今までが楽をし過ぎたのかもしれません。でも終わったあとのプチ達成感は格別です。今YEBISUビールで一人で乾杯しています。
ところで、終った後持ち込みのPA機材を片付けて、お店のオーナーに「帰ります」と挨拶に行った時
「素晴らしかった。いいものを聞かせてもらった。ありがとう。」
とお褒めの言葉、気分よく帰ろうとしたら
「ただ、ちょっと奇麗で美しすぎる、もっとダーティーでアクの強さも欲しい。」
とのダメ出しのお言葉。
うーむ、うーむ、うーむ、うーむ、うーむ。この人スルドイです。

取り敢えず「ライブ」とは銘打ったものの、実際の雰囲気はもろにコンサートに近く、飲んだり食べたり、恋人と見つめあったりする合間に音楽を楽しむ、という感じではなく咳一つ立てずにじーーーっと聞き入ってる客席の様子は将にミニリサイタル(笑)。
おかしなものでこんな雰囲気だと、いつもよりプレイやフレーズが(柄にも無く)端整に情感たっぷりのロマン派的方向を志向し、ラフでイナタくブルースぷんぷんのコテコテ臭は影を潜めてしまうのです。

あぁ、未だし、年は食っても、青い! 青いぞよ、オッサン。と反省することしきりです。

ところで、私は生意気にも他人にハーモニカを教えたりしている人間ですが、どうも行く先々でよく普通に気軽に(笑)ダメ出しをされます。 イジメられ易い子供というのは実際にいるそうですが、ダメ出しされ易いキャラであることはどうやら間違いなさそうです。
先月も関西ジャズ界の重鎮(名前を聞いたらだれでも知っている)TさんとSさんにダメ出しされました。初対面です。
(相手の音をよき聞け、さっきの曲のF#dimのところではちゃんとコード感を出せ、アドリブイメージの構築、リズム・・・・約40分間)
2日前は先輩のIさんから駄目出し、内容は「上手い人とやってると上手く聞こえて、あたかも自分自身が上手くなったように感じるが、それは錯覚であり勘違いであるから、増長しないように。精進を怠るな」とまあかいつまんでいうと、こんな有難い内容でした。
後、出会うたびにダメ出ししてやろうと、手薬煉引いて待ち構えている先輩や友人が数人います。
うーん、その内ハーモニカの生徒さんからもダメ出しをされるのではないかと恐れています。

August 30, 2005

24時間テレビで吹いてきました

8月28日、日本テレビの番組「24時間テレビ」に東田さんが紹介されることになり、彼の癌との闘いを綴った15分の紹介ビデオの後、生演奏で1曲歌うという構成で、その歌のサポートです。前日(8月27日)がリハで、私達の大部屋みたいな控え室にいきなり疾風のように木村拓哉さんがみえて、30分程度音あわせをしました。

間奏部分でブルースハープが8小節入ることになっています。私達(ブルースハープとバンジョー)は歌のサポートなので特にこういう時はカラオケ状態に徹するのが本来だとは思うのですがついつい飽きっぽい性分の私はその都度別のフレーズを吹いてしまいます。コレは微妙な問題で仮に「CDの通りにやって下さい」という要求があったとして、勿論それはアリだと思うし、できますが、そうなると私の中でその曲を演奏する(音楽的な)モチベーションは極端に低下するでしょう。 そういう意味では私は今まで(もちろん、今回の練習時も本番も)思いっきり自由に吹かせてもらってきたので、ある意味幸せだったのかもかもしれません。当然、「自由に」といっても「東田さんのサポート」という役目の範囲内で、ということですが。

ま、そんなことは置いといて、とにかく木村拓哉さんは「東田さんをサポートするんだ」という気持ちが感じられてすごく感じのいい人でした。東田さんの歌に寄り添うようにハモリをつけて、その場で歌い方、強弱などを細かく修正していく。4回ほど通しでやりました。一応楽器をやるものとして言えば、たとえ少しの間でも一緒に音を出せば、相手は今どんな気分で曲に参加してるのか大体分かります。やっぱりオーラの出ている人はそれだけの理由があるんだなー、と痛感しました。

マーチンの木村拓哉特注モデルも弾かせてもらいました。スロッテッド・ヘッド&12フレットジョイントで、もうそれだけで渋い! ちょっと弾かせていただいて「良く鳴ってますね」とお返ししたら控えめに「もう少し(年月が)経ったらもっと鳴るとは思うんですが・・・」とおっしゃってました。うーん、将に好漢ここにあり!

本番の演奏はまあまあ上手くいきました。大きなミスもなかったし。武道館って客席が屏風のように見えます。一人一人の顔が目の前に迫ってくるような感じです。

余談ですが、ステージに奏者の立ち位置の目印用に、床に小さくT字にテープを貼って、その上にスタッフがサインペンで名前を書くのです。演奏者が次々と変わるステージなのでそれぞれのマイクなどのセッティングをスムーズにするためでしょう。ハーモニカ足立と書かれた私の目印の5センチ程隣に「綾戸チエ」と書かれたテープがあって何か嬉しくなってしまいました。記念にはがして持って帰ろうと思いましたが、止めました。たぶんスタッフの人が困るから(笑)。

August 24, 2005

CD出来上がり間近

今CDを作ってるんですが、今日トラックダウンが上がってきました。やっぱりこういう作業は、餅は餅屋、専門家に任せるに限ります。一足先に一寸だけ御裾分け(???) 台湾

こんなこというのもナンですが、ハーモニカの音色ってレンジが狭いような気がしません? CD一枚に12~14曲程度入ってると仮定して、もう名前を聞いたら誰でも知ってるような巨匠の演奏でも、1枚ぶっ通しで聴き続けるのはツライ時があります。私だけかな?

そんなわけで4曲しか入ってないんですが。よかったら聞いてやって下さい。

June 23, 2005

session #4(怖い観客)

今年の春から編入されてきた児童にMちゃんという女の子がいて、視力はほとんどない。自分で体を動かせないので、先生に抱きかかえられて授業を受けている。発語も不可だが顔の表情は豊かである。

ハーモニカを吹きながら近づいていくと夢見るような表情になり、そのあと満面の笑顔になる。耳からの刺激は通常に入る彼女の世界にとって音という要素はは大きな位置を占める。

やはりというか当然と言うか、テンポ、リズムは重要で、例えば "Raindrops Keeps Falling On My Head" のような軽快な曲では僅かに微少な動きだがリズムに反応している。逆に「十九の春」(古いねぇ、しかし^^; )のような曲をルパート風にスローで吹くとリズムに対する反応はないが、何か音の意味を探そうでもとしているかのように、じっくりと聞き入っている。

ただ音に鋭敏な彼女は自力で自分の耳を塞げない。彼女が硬直した無表情の時は潔く演奏を止める勇気が必要である。幸いにしてまだそんな状況には遭遇していないが、考えてみれば一番きびしい観客かもしれない。

March 17, 2005

関西テレビの「おちゃの間」というトーク番組に知り合いの東田さんが出演することになり、彼の癌発病から闘病、音楽活動に至る経緯などが番組で紹介されて、最後に一曲スタジオで生演奏ということになり、そのバッキングでブルースハープを吹いてきました。

2分強の演奏時間で歌の一番と2番の間にハーモニカソロがあって、リハでは色々なバージョンをやってみたんだけど、最終的に大人しく吹き過ぎないバージョンで本番してきました。メインはあくまでも東田さん。

感想
結構狭いセットでやってるんだなー。(約6畳)
スタッフは女性が多い。(7~8割?)
待ち時間が長い。(3時間)

次回は(そんなもんあんのか?)「自分のハーモニカメインでテレビに出たいなー」なんて思いました。
えっ? オッチャン、無茶言うたらアカン?? 夢ですよ、ゆ・め・。妄想は自由ですからね。(笑)

March 13, 2005

session #3 (Free AdLib)

今回はリクエストに答える形で実は頭を抱えてしまった。
主指導の先生からの要求は、「プロジェクターで映像を流すので、それに合わせてハーモニカを吹いてほしい。」というもの。言葉にすると簡単なのだが、要求された(映像)イメージを音で表現するというのはこれはもう、至難なのだ。でもなぜか「そんなことできません」とは言えなかった。無理と薄々分かってはいても「自分の(表現の)限界を広げる(或は限界を認識する)チャンスかも」、という意識が働いたのかもしれない。自分の即興表現の幅を広げるために、二年前この仕事の話が来た時、ためらいながらも引き受けた経緯もあるし。

ま。それはともかく、取り敢えず映像を見せてもらうことになった。それはイルカが海中を泳いでる映像で最初はのんびりとした心安らぐ映像なのだが途中からイルカが群れになりスピード感とダイナミックな泳ぎになり、反転したり、飛び上がったり、彼らが起こす波しぶきも大きく激しくなる。最後にまた静かな映像になって海原の彼方に去っていく。といったストーリーで、時間は約五分強。どないせぇちゅうねん。

もう大分前になるが、和太鼓の人と一緒にやらせてもらったとき、曲中にフリーのアドリブパートをもらった。その時も作曲した人からイメージの説明があって、「谷間の霧の中から朝日が昇ってくるイメージをこの部分は出したいので、そんな感じを出してほしい」という説明に頭を抱えたことを思い出した。その時がフリーなアドリブを人前で吹いた最初だと思う。感触はは「人の多い交差点の横断歩道の前で、全裸すっぽんぽんで信号を待ってる自分」とでも言おうか。要するに「隠すものは何も無く自分をいやおう無く曝け出している」といったイメージ。その後、ギターの清野拓己さんとDUOでやらせてもらった時も清野さんは「曲に入る前にちょっと遊びましょう」と言って二人でフリーな感じのアドリブを延々とやったりして、とにかく静野さんの出す音はカッコ良かった。だからフリーなアドリブは全く経験が無かったわけではない。でも最初はカデンツァが延々続く、ぐらいの感覚でおっかなびっくりでやっていた。

しかし、今回は私ひとり、楽器はブルースハープ一本、これで5分も持たせられるのか? さらに私は無謀にも自分に足枷をしていた。それは「決まった曲は絶対に吹かない。」というものである。既存の曲をメドレーでやれば何とか5分は過ぎるだろう。しかしそんな安易な方法でお茶を濁す位なら、ここで頭を抱えてる必要なんてないのだ。即興演奏だけで五分やってみよう。自己満足もここまでいけば我乍ら口あんぐりである(笑)。

結果はまあまあだった。
教訓としては、
1、間合いは重要。ダイナミクスは必須。
2、嫌っていた和音系奏法(バンプ、重音)も拘り無く使え
3、しかし多用すると逆に音のイメージを狭める
4、音色は重要
5、浮かんだアイデアは即試せ

しかし相変わらず「教訓好き」ですなぁ。どこがフリーやねん。


March 02, 2005

Session #2

前回に引き続いて、暗くした部屋で Sous Le ciel de Paris  を吹いてみた。暗くて表情がよくわからないのが、この方法の難点。前回は薄くカラオケをバックに流してそれに合わせて吹いてみたのだが、やはりカラオケは自由が全然利かない。それで今回はまったくの無伴奏でやることにした。無伴奏の利点を生かすべく、リズムやテンポをおもいっきり自由に揺らして演奏してみる。 アドリブも取り入れてバイオリンのような感じをだす。高音ビブラートを効かして嫋々たる雰囲気をだす。(本人が思ってるだけ?)

それまで床に頭をぶつけたり、レインスティックを叩きつけて騒いでいたHちゃんも口をぽかんと開けて聞きいってる様子だ。後何分続くか判らないが(笑)。Tちゃんも胸をかきむしる行為は(今のところはいちおう)止んでいる。

演奏を終えて、部屋の明かりをつける。気分転換してリラックスした空気が伝わってくる。つかみはOK?

こんどはそれぞれ打楽器を持ってもらう。ギターの弾ける先生に伴奏してもらって「ピクニック」をハーモニカで吹く。合わせて先生達には歌ってもらう。動物の鳴き声を聞いて、親しみを感じて、楽しみ、聞き分ける、というのが今月の授業計画の中の一つのテーマなので、まあそれへの関連でもある。「ララララあひるさん」「ららららやぎさんも」の後に少しブレイクをいれて、それぞれアヒルの鳴きまねしたり、ヤギの鳴きまねしたり、楽器を打ち鳴らしたり、こちらから「○○やぎさんはどこかなー?」と声を掛けたりして反応を引き出す。ひとしきりおもいっきり騒いで、「らら歌声あわせ~」とまた曲に入っていくのがいい感じ。秩序→無秩序→秩序→無秩序の繰り返しにダイナミズム的な変化もあって飽きない。

後で先生方から「暗闇演奏」へのそれぞれの子供の反応を聞くと「抱いていて子供の緊張がとれ体がやわらかくなっていくのが感じられた。」「じーっと注意深く聞いていた。呼吸が息が深く大きくなった。」などのフィードバックがあった。

February 23, 2005

ミニコンサート

乾ふくし村のログハウスのような喫茶店でコンサートしてきました。

最初は単なる仕事のつもりで行きましたが、ちゃんとお金を払って聴きに来て頂いた人たちがおよそ40~50人。主催者が椅子の心配をするほどの盛況で、演者側もノリノリで演奏できました。もちろん私の中では今回のコンサートは「10 Hole Jazzシリーズ」の中の一つに格上げです。

第2部でお客さんの中にパーカッションの浜野さんを見つけ、一曲即席で参加してもらいました。そのときの曲、「オルフェのサンバ」は最初の予定ではミディアムより少しスローでゆったりとやろう、と打ち合わせをしていたんですが、パーカッション(料理用のステンレスのボールとポリバケツ(笑))の参加で(超っ速)ファーストでやることになりました。

Abの低いハーモニカで超早い曲はちょっとキツかった(^^;

Low-F,G、Ab あたりのキーは低音部がモゴモゴして、その低音部でベンドコントロールを駆使して、速い、小気味のいい、切れ味の鋭い、切り込みの美しいフレーズを吹くのがとても難しいのです。なにもブルースハープでやらなくても・・・・・という意見もあるのですが、これに関してはまた別稿で。

February 06, 2005

session#1

今日は部屋のカーテンを閉め切ってミラーボールにライトを当てて、星が部屋の中をぐるぐる回っているような効果を出し、薄くカラオケをバックに”When I Fall In Love”を吹いてみた。テンポはスロー。

キーはDにして2ndPositionで一番低い音のするGのハーモニカを使う。普段落ち着き無く騒いでいるMちゃんもぽかんと口を開けて音に没頭している様子だ。途中から手持ちマイクを置いて、生音に切り替え吹きながら一人一人に近づき反応を見る。ハーモニカの音に聞き耳を立てて、眼球や顔の向きを変えることで私の動きを追ってくる。Tちゃんはそれまでの険しい表情からにこにこしだしウットリとした表情になる。 

曲が終わってもしばらくそのままの状態で余韻を楽しむ。後で先生方からそれぞれの子供の反応を聞く。好評だった。

部屋を暗くした結果として、目から余計な刺激が入らなくなって、音だけの刺激に集中できた効果もあるかもしれない。
また、曲を始める前に無伴奏か1~2コードぐらいで静かで幻想的な感じの導入部を付け加えてもいいかも。

まえがき

重度の障害を持つ子供たちの前でハーモニカを吹き始めてもう3年が経つ。
早いものです。最初は戸惑いも多かったが、最近は面白さが増して来た。ここら辺りのことを書いていこうかな、と思っている。

まあ一応やってることは音楽療法の範疇に(かろうじて)入るようなので、よ他人からく「音楽療法をやってらっしゃるんですね」なんて言われる。私は(既存の音楽療法とやらと一緒にしないで、頼むよ!)という気持ちで以前は、くどくど違いを説明したり、必死に独自性(?)を強調したりしてた。これまで色んな音楽療法の研修や勉強会や現場の見学に行ったが、自分でやってみたい!と思ったものは一つとして無かったから。

でも大分前からかな、もうそんな無駄な努力は止めて「はあ、まあそのような事をやっております」と投げやりな(笑)返事をすることが多くなった。もうどっちでもいいし、別にどう思われようが構わない、というのが本音。